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用途にあったフェンスの選び方を、おすすめ製品とともに紹介!

2025年02月17日
用途にあったフェンスの選び方を、おすすめ製品とともに紹介!

フェンスはプライバシー保護や仕切りなど、さまざまな用途に使えるエクステリアです。用途によってフェンスの選び方が変わってきますので、まずは設置目的を明確にしたうえで、自宅にぴったりのフェンスを選んでいきましょう。

今回は用途からフェンスを選ぶ方法について解説します。それぞれの用途に適したカインズおすすめの製品も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

※当ページのコンテンツや情報において、カインズリフォームでは、取り扱いが異なる場合や、取り扱いのない場合がございます。

フェンス選びは用途を決めるところからスタート!

フェンス選びは用途を決めるところからスタート!「家にフェンスを設置したい!」と決めたら、まずは用途を明確にしましょう。フェンスの設置目的は、大きく5つに分けられます。

  • 外からの視線を遮ってプライバシーを守りたい
  • 敷地の境界を仕切りたい
  • 外観デザインをおしゃれにしたい
  • 強風の影響を抑えたい
  • 騒音を気にせず生活したい

用途ごとに、フェンスを設置するメリットを紹介します。

外からの視線を遮ってプライバシーを守りたい

住宅が交通量の多い道路に面していたり、外構が開放的なつくりをしていたりすると、庭や家の中で過ごしているときに通行人からの視線が気になることもあるでしょう。その場合は、フェンスを設置することでプライバシーを確保でき、のびのびとプライベートの時間を過ごせるようになります。外からの視線を遮るために設置するフェンスは「目隠しフェンス」とも呼ばれていて、数多くの製品が販売されています。

敷地の境界を仕切りたい

道路と敷地に大きな段差や仕切りがない場合、通行人が悪気なく敷地内を通ってしまうこともあるでしょう。くわえて、道路と敷地を遮るものがない場合、空き巣などを目的に侵入されてしまうリスクもあります。また、隣家との境界線が曖昧になっていると、トラブルの原因にもなりかねません。敷地の境界線付近にフェンスを設置することで、こうしたリスクを防げます。

外観デザインをおしゃれにしたい

フェンスにはデザイン性に優れた製品も多いため、外観を彩るのにも役立ちます。建物にあわせて門柱、門扉、玄関アプローチ、ガーデニングなども含めたトータルコーディネートを行うことで、理想のおしゃれな外観を実現できるでしょう。

強風の影響を抑えたい

強風が発生しやすい沿岸エリアにある住宅や、周囲にマンションがある影響で風が気になる住宅などは、風対策としてフェンスを取り入れるのもおすすめです。敷地内の洗濯物が飛んでいったり、物置が倒壊したりしてしまうリスクを抑えられるでしょう。さらに、台風などの暴風雨の際に、建物へのダメージが抑えられるのも魅力です。

騒音を気にせず生活したい

防音目的でフェンスを設置するケースもあります。たとえば、子どもやペットがいる家庭や、時間を気にせず楽器の練習をしたい人、線路や幹線道路などに面している住宅などは、防音フェンスを導入することで暮らしやすさが高まるでしょう。防音フェンスというと、高速道路にある無骨なデザインを連想する人もいるかもしれませんが、住宅のデザインに馴染む製品も販売されています。

フェンスの設置スペースを決めるポイント

フェンスの設置スペースを決めるポイントフェンスは製品選びだけでなく、設置場所選びも大切です。ここでは、設置スペースを決めるポイントを3つ紹介します。

境界線付近に設置する場合は、敷地の少し内側に設置

敷地の境界線を仕切る目的であったとしても、フェンスを境界線の真上に設置するのはNGです。その理由は、フェンスの固定方法にあります。フェンスは、柱を固定する基礎ブロックを地面に埋め込んで設置します。境界線の真上にフェンスを設置しようとすると、基礎ブロックが境界線を超えてしまうため要注意です。敷地の少し内側に設置することで、敷地外にはみだすリスクが抑えられるだけでなく、外から見たときに圧迫感が抑えられて、スッキリした見た目になります。

プライバシー保護が目的の場合は、必要な箇所だけ設置

目隠しフェンスは、敷地外から見たときに目線より高くなる必要があります。サイズが大きいため、広範囲に設置してしまうと、見た目にも圧迫感を与えてしまいます。駐車スペースと建物の間や、窓の前など、必要最低限のスペースに設置するのがおすすめです。

たとえば、庭や建物など敷地全体への視線を遮りたい場合は道路に面する位置に、リビングや寝室・浴室など特定の部屋への視線を遮りたい場合は該当する部屋の窓を覆うサイズに抑えるのがいいでしょう。

日当たりや風通しへの影響にも注意

目隠しや防風、防音などを目的にフェンスを導入しようとすると、広いスペースへの設置を検討している方も多いでしょう。しかし広範囲にフェンスを設置すると、日当たりや風通しが悪化するリスクもあります。自宅だけでなく隣家にも影響を与えてしまうので、業者と相談しながら決めるのがおすすめです。

用途にあったフェンスを選ぶための着眼点

フェンス選びのポイントは、デザインと素材、高さの3つです。それぞれのポイントをかんたんに紹介します。

デザイン

見た目だけでなく機能性にも大きく関わってくるのが、フェンスのデザインです。デザインの種類は大きく分けて4種類あります。

  • パネルタイプ(完全目隠しタイプ):薄い一枚板に支柱が取り付けられたフェンス
  • ルーパータイプ:細長い板を少し隙間ができるように重ね合わせたデザインのフェンス
  • 縦板格子タイプ(縦スリットタイプ):ストライプ状に板が取り付けられたデザインのフェンス
  • 横板格子タイプ(横スリットタイプ):ボーダー上に板が取り付けられたデザインのフェンス

素材

フェンスに使われる素材は、アルミ形材、樹脂、スチール、アルミ鋳物などが代表的です。

  • アルミ形材:加工しやすく軽量で耐久性にも優れているため、選択肢が多い
  • 樹脂:木粉を混ぜた人工木(再生木)や、竹垣風のものなど、自然の風合いを楽しめるデザインの製品も多い
  • スチール:駐車場などのフェンスにも使われている、メッシュタイプの開放的なデザインが主流
  • アルミ鋳物:高級感ある見た目になり、デコラティブなデザインの製品も多い

高さ

目隠し目的の場合、地上から180cmほどの高さになるよう設置するのが一般的です。フェンス1枚で目隠しする場合と、ブロックと組み合わせたり、多段フェンスにしたりする場合があります。また、境界の仕切りや外観を彩る目的であれば、腰より低い位置のフェンスを選ぶのもいいでしょう。どちらの目的でも、デザインと素材の選択肢は豊富なので、外観に調和するフェンスを選べます。

用途別のおすすめフェンスを紹介

設置目的にあったおすすめのフェンスを1つずつ紹介します。フェンス選びの参考にしてみてください。

【道路からの目隠し】フェンスAB|LIXIL

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目隠し目的であれば、LIXILの「フェンスAB」がおすすめです。デザインは全22タイプと豊富なラインナップを揃えた製品で、設置場所や目的にあった目隠しフェンスが見つかります。プライバシーに配慮しつつ、見た目の美しさにもこだわれるのが魅力です。耐風圧強度にも優れていて、最大で風速42m/秒相当の風にも耐えられます。

【境界の仕切り】フェンスAL|LIXIL

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敷地の境界線を仕切るなら、LIXILの「フェンスAL」が向いています。フェンスALは、おしゃれなオープン外構が実現できる、最低限のパーツからなるシンプルなフェンスです。圧迫感がないため、都市部の敷地面積が限られた住宅にもおすすめです。

【外観デザインを装飾】シャローネシリーズ|YKK AP

シャローネ_フェンスYKK APの「シャローネ フェンス」は、洋風デザインのアルミ鋳物製フェンスです。デザインはシンプルとエレガントの2種類があり、それぞれ個性的なデザインを豊富にラインナップしています。門扉や駐車場用ゲート、歩行補助手すりなどとのトータルコーディネートもできるので、統一感のある外観を実現できます。

【防風】形材フェンス レジリア|三協アルミ

レジリア_フェンス最大42m/s(※)の耐風圧強度を実現したフェンスです。サイズ展開も豊富で、ブロックと組み合わせて設置する多段フェンスも、目線を遮れる高さのハイタイプがあります。カラーはホワイトやシルバーなど重くなりにくい色味も用意されているので、サイズが大きくても圧迫感が生まれにくいのも魅力です。

※フリー支柱タイプの場合

【防音】防音フェンスTNF1型|四国化成

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フェンス内部に防音効果のある「多孔質樹脂材」を採用しているフェンスです。400Hzは25dB以上、1000Hzは30dB以上の遮音性能を実現しています。表面はアルミ形材となっていて、カラーはステンカラーとブラックの2種類です。風や光を通すデザインもラインナップしています。

まとめ

フェンスはメーカー各社から幅広いラインナップが販売されているからこそ、用途にあわせて選ぶことで自宅にぴったりのフェンスが見つかります。フェンス選びは、機能性はもちろんデザインやサイズ、設置場所などさまざまな着眼点があるため、自力で決めるのは大変かもしれません。そんなときには、カインズリフォームの窓口にご相談ください。店頭やWeb、電話などで、製品選びから工事についてなど、フェンス設置についての詳細をご案内しています。お見積りまでは無料ですので、ぜひお気軽に問い合わせてみてください。

※当ページのコンテンツや情報において、カインズリフォームでは、取り扱いが異なる場合や、取り扱いのない場合がございます。

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