奈良県にある、言わずと知れた世界遺産「法隆寺」。
その境内の横に位置する個人邸を所有する宇野様から、今回カインズでリフォームをご依頼いただきました。
母屋の離れにある築50年の納戸をリフォームし、「ごはんtoやさい」という飲食店をオープンされた宇野さんご夫婦に今回のリフォームについてお話を伺いました。

カインズのリフォームは「施主側の目線」に立って真摯に対応してくれる

今回リフォームに至った経緯について教えてください。

宇野さん：今回リフォームをお願いした納戸は、私の父が畑仕事の際に使う道具などが保管されていた場所です。不要になったものが置かれていて整理整頓もあまりできていないような状態でした。また50年以上前に作られた納戸のため、屋根瓦のズレも目立ち、早めにリフォームをしたいという想いもありました。そのような状況の中で、料理が趣味である妻が飲食店をやりたいと話してくれたこともあり、使われなくなった納戸をリフォームすることにしたのです。

純子さん：飲食店を開くことは私の長年の夢でした。元々料理をするのが好きだったのですが、定年を迎えるにあたって、これからの人生では好きなことをやってみたいという想いが強くなりました。とある料理家の方の「人生は何歳からでも変えられる」という言葉を聞いて大きなパワーを頂き、このようなチャレンジをすることを決めました。主人が私の気持ちを理解してくれたこともあり、納戸を飲食店にリフォームをすることになりました。

カインズのリフォームを選んだ理由は何でしたか？

宇野さん：リフォーム会社をいくつか比較・検討したのですが、今回のような小さな物件のリフォームには対応していないという会社も多くありました。しかし、カインズのリフォームは小さな物件であっても対応してくださるという点が選んだ理由の一つです。その他にもカインズのリフォームは提案力が高く、施主側の目線に立って真摯に対応してくれるのを感じ、依頼することを決めました。
また以前、母屋をリフォームした際に担当していただいたのが、現在カインズにお勤めの山田さんでした。その時の経験から山田さんの人柄や仕事ぶりは信頼できるものがあり、再度依頼したいと考えたのです。

純子さん：カインズのリフォームは施工を担当する大工さんや職人さんと多くのコネクションを持っており、信頼できる会社だと感じました。またリフォームを検討するなかで、私たちの満足度を最優先に考えて動いてくれる姿勢が、とても心強く感じられましたね。また、今回リフォームする物件は世界遺産である法隆寺のすぐ近くにあり、景観条例などの制約がありました。カインズのリフォームはそのような状況にもしっかり対応してくれる点も決め手の一つになりました。

豊富なアイデアと高い技術力で「木のぬくもりを感じるお店」に

施工した内容について詳しく教えてください。

宇野さん：外壁の施工では、斑鳩町の景観条例による制限があり、板張りで仕上げる必要がありました。そのようななかで、高級感のある素材を用いて、見た目にも美しく仕上げてくれました。町の要求事項にもしっかりと対応していただけたので、景観的にも申し分ない外観になったと思います。また、外壁と屋根に関しては助成金を活用できたので、その点にも配慮していただきました。
内装は、当初はプラスターボードにクロスを貼る一般的な仕様を想定していましたが、担当の山田さんからOSB合板を使うという斬新な提案をいただきました。正直なところ、私自身、OSB合板がここまで雰囲気の良い空間を演出してくれるとは思ってもみませんでした。山田さんの豊富なアイデアと高い技術力によって、期待以上の仕上がりになったことを嬉しく感じています。

純子さん：私が特に気に入っているのは、山田さんに京都の古材店で見つけていただいた蔵戸です。古材であるが故の制約もあるなかで、デザイン性と実用性を両立するような設置方法を考案してくださいました。例えば、重量があるので吊り戸仕様にしたり、取手をつけたりといった工夫も、細やかな心配りが感じられるポイントです。そのほかにも、物入れやエアコンの垂れ壁、スリッパ入れの設置など、店舗として必要な機能をしっかりと盛り込んでいただきました。カウンターの板は主人が古材店で選んだマホガニー天然木の一枚板なのですが、その重量に合わせた適切な設置をしていただいたり、その一枚板の端材を有効活用し、カウンターの上部には小物置きを設置するアイデアを出していただいたりと、本当に隅々まで気を配っていただけました。

また、照明器具の選定やインテリアコーディネートの面でも的確なご提案をいただきました。もともとリフォーム前納戸で物置として使用していたため、建物には窓が１つしかありませんでした。今回飲食店へのリフォームだったため、窓の数を増やして自然光が差し込む空間にしてもらいました。本当に細部に至るまで、センスとこだわりが行き届いた空間になったと思います。

リフォーム後の反響はいかがでしたか？

純子さん：お客様からは「木のぬくもりを感じるお店」だと好評をいただいています。蔵戸を開けた瞬間に、皆さんが思わず「うわあ！」という驚きの声を上げられるんです。OSB合板の壁も、雰囲気作りに一役買っていると感じます。なかには、まるで新築のようだと言ってくださる方もいらっしゃいました。以前からこの建物を知っている方などは「こんな素敵な空間があったなんて！」と驚かれる方もいらっしゃいます。そういったお客様の反応を間近に感じられることが、私たちの大きな喜びにもなっています。

地域に愛され、ゆったりとした時間を過ごせるお店にしたい

リフォームした建物を今後どのように活用していきたいですか？

宇野さん：お店をオープンしたばかりですが、徐々にお客様との繋がりを広げ、地域に愛されるお店にしていければと願っています。古民家ならではの温かみのある空間で、ゆったりとした時間を過ごしていただけるようなお店を目指したいですね。

リフォーム事例_ごはんtoやさい

純子さん：お店は小さめの造りで、合わせても8席ほどしかありません。でも、そのような小さな空間だからこそ、お客様にゆっくりとくつろいでいただけるのではないかと考えています。他のお客様を気にすることなく、それぞれのペースでお食事を楽しんでいただけるような場所になればと思っています。

今は私たち夫婦の仕事との兼ね合いから、現在は月に数回の営業に留めていますが、5年後にはお店の運営に軸足を移していければと考えています。将来的には、母屋の一部屋をファミリールーム風にリフォームし、三世代揃ってのんびりとお食事ができるような空間も作りたいですね。その際もぜひカインズのリフォームに依頼したいなと考えています。

最後にリフォームをご検討中の方にメッセージをお願いします。

写真（中央・左）宇野様ご夫妻
写真（右）カインズ365　営業マネジャー　山田正治

宇野さん：カインズのリフォームの大きな強みは、施主の立場に立って、常にお客様目線で対応してくださる点です。また、依頼者のニーズや好みをしっかりとヒアリングした上で、新しい材料や商品も柔軟に取り入れながら、最適な提案をしてくれます。

今回は山田さんとの出会いからつながったリフォームでしたが、豊富な資材や種類を備えるカインズだったからこそ、私たちに合った素敵な空間が作れたのだと感じています。実際に店舗にも足を運び、店舗の壁にはカインズ木津川店で購入した材料を使わせていただきました。リフォームを検討している方は、まずは最寄りのカインズ店舗で相談してみるのが良いと思います。豊富な経験と知識を活かして、きっと的確なアドバイスをしてくださるはずです。

純子さん：カインズのリフォームの魅力は、何と言ってもハウスメーカーとは一線を画すような自由な発想力だと思います。私たちの意向を汲み取りながら、そこに独自のアイデアをプラスしてより良い提案をしてくれます。もちろん、契約からお支払いまでの流れもしっかりとしていて、安心して任せられるのも大きなポイントだと感じます。リフォームを考えている方には、ぜひカインズさんへの相談をオススメしたいですね。

山田：今回のリフォームについては、当初私たちが想定していたよりも、宇野様に喜んで頂ける結果になりました。偶然にも入口に使用した蔵戸を古材店で見つけた事から始まった数々の連鎖がもたらした結果だと思います。さまざまな「出会い」が最終的にお客様の満足度につながったことを本当に嬉しく思います。これからも人と人の「出会い」や「想い」を大切に、対応していきたいと考えています。

カインズのフルリフォーム・リノベーションについてはこちら

https://reform.cainz.com/full

今回ご紹介した「ごはんtoやさい」の詳細は以下からご確認ください。

ホームページ
https://gohantoyasaiikaruga.wixsite.com/welcome

Instagram
https://www.instagram.com/gohan.to.yasai/

「お客様の満足度」を最優先に考えてくれる。カインズで地域に愛されるお店にリフォームした事例