ガレージの設置を検討しているなら、日本製のブランドとして長年の実績がある「イナバ」のガレージ製品を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。ガレージにまず求められる耐久性・堅牢性といった品質ではとくに評価が高く、また豊富なラインナップとオプションによる機能性で多彩なニーズに対応できます。この記事では、イナバのガレージ製品の各モデルの特徴や、ガレージを設置する際の流れや注意ポイントといった基本知識を解説しています。
イナバのガレージの特徴

「イナバ物置」は非常に知名度が高いものの、ガレージ製品も扱っていることは知らない方もいるのではないでしょうか。まずは基本知識として、イナバとそのガレージ製品の特長について紹介します。
イナバについて
「やっぱりイナバ、100人乗っても大丈夫」というフレーズのCMでもおなじみの、「イナバ物置」。そのブランドを展開する株式会社稲葉製作所は、1940年の金属プレス加工業としての創業から、80年以上の長年にわたる実績を重ねてきた企業です。現在はオフィス家具や物置・倉庫に特化し、耐久性と品質の高さで多くのユーザーから支持を集めています。
イナバのガレージの特徴① 高い堅牢性
イナバ物置の製品は、CMのキャッチフレーズにもなっている通り堅牢性の高さを大きなブランド価値としてきました。ガレージシリーズでも、建築基準法の基準をクリアした指定建築材料の軽量鉄骨を採用するなど、その基本は変わりません。また、サビに強い粉体塗装や雨の侵入防止、強風や積雪への充分な強度など、天候への対策にも余念がなく、長期にわたって使い続けられる製品といえるでしょう。
イナバのガレージの特徴② 豊富なバリエーション
デザイン性重視の製品や耐久性重視の製品など、イナバのガレージにはそれぞれ特徴を備えたラインナップされています。さらに、いずれのガレージ製品でも間口の広い連棟型や奥行延長型も用意されており、用途や敷地面積に合わせて選択可能です。また基礎についても耐久性の高いベタ基礎と安価な布基礎を選べる上、傾斜地への設置にも対応しています。こうした多様なニーズや予算へ柔軟に対応できることが魅力です。
イナバのガレージの特徴③ 快適性とオプション
車やバイクを湿気から守る換気システムや結露対策、作業場として使いやすくなる採光窓など、オプションにより多彩にカスタマイズできます。シャッターやドア、内壁、照明なども、機能や好みに応じて選択できるため、自分にとっての「趣味の空間」にこだわったガレージ選びが可能となるでしょう。
イナバガレージのおすすめラインナップ
機能性の高さに、多彩なニーズに応えるバリエーションがイナバの展開するガレージ製品の魅力です。それぞれのラインナップごとの特徴を紹介します。
GARADIA(ガレーディア)

イナバのガレージ製品のなかで、「スタンダードタイプ」と位置づけられている製品です。バリエーションとオプションによる豊富なカスタマイズも可能なため、さまざまなニーズに対応できるでしょう。イナバの製品は、品質・性能・アフターサービスの優良性を示す「BL部品(優良住宅部品)」の認定も取得しており、安心感の高い製品となっていることも特徴です。これにより、購入から5年間、侵入・窃盗によりガレージが破壊された場合に修復支援金が支給される「RS制度」の保証などが付属します。
TAFRAGE(タフレージ)

名称からもわかる通り、堅牢性の高い構造設計を採用したシリーズです。梁材の強度を高めることで、乗用車2台が収まるサイズでもガレージ内に柱を不要とし、広々とした空間を活用できます。これにより、5.75mという大きな有効開口幅が実現可能となっています。ガレージへの車の出し入れしやすさや、積雪への耐久性をとくに重視したいというニーズには、このモデルが向いているでしょう。
ARCIA(アルシア)

ガレージに高級感のあるデザイン性を求めるならば、このモデルを選ぶと良いでしょう。ルーバー天井や曲面的な幕板などを採用することで、立体感のある空間演出が図られています。また標準装備として、シャッター開閉はリモコン操作が可能なハイススピード巻き上げ機、結露軽減材付き屋根や人の出入り用ドアなどの機能が充実しているのも魅力です。同シリーズには、バイク用ガレージ「ARCIA FIT(アルシア フィット)」もラインナップされています。
バイク保管庫

イナバ物置ブランドの特徴である、優れた耐久性を備えたバイク用ガレージです。堅牢に設置できる「土間タイプ」と、簡易な設置が可能な「床付タイプ」が用意されています。防犯性が考慮されていることも特徴で、錠前にはピッキングや複製の難しいディンプルキーを採用しているほか、オプションで防盗バーやワイヤーロックの固定バーなども追加できます。
バイク保管庫
ガレージ設置の流れと注意ポイント

ガレージ設置の流れとともに、製品選びの際に注意しておくべきポイントも紹介します。
法規制の確認
ガレージは、法律で「建築物」として扱われます。すでに住宅などが建っている場所であれば「増築」となるため、自治体への建築確認が必要となります。たとえば、建ぺい率(土地の面積に対して建築できる割合)を超えてしまう場合には、ガレージを設置できません。もちろん、厳密な計測や届け出には専門知識が必要なため、実際には工事や設置を担当する業者に依頼することになります。ただし、土地にガレージを設置できる余裕がない場合もある、という点は留意しておいた方が良いでしょう。
プランニング~契約
ガレージの利用目的や設置できるスペースの面積から、購入するモデルを絞り込みましょう。さらに、デザインや機能性、必要なオプションなども考慮しながら、製品を決定していきます。雪や台風の多い地域であれば、多雪対応モデルや強風に強いモデルを選ぶ必要もあります。また見積りを取得する際には、工事費用などに差が出る場合もあるため、複数の業者へ依頼し比較検討した上で契約した方が良いでしょう。
工事の実施~完成
ガレージの建築には、設置する場所の整地や、固定するためのコンクリートの基礎工事が必要です。その上にガレージ本体を組み立て、さらに照明などのための電気工事も行なっていきます。内装や棚、部品の取り付けを経て、ガレージが完成です。
まとめ
愛車やバイクを安全に保管するために、ガレージは非常に心強い存在となります。ですが設置にあたっては、今回紹介した注意ポイントなどを事前に確認・考慮しておく必要があるでしょう。イナバのガレージ製品は、品質の高さはもちろん、痒い所に手が届く柔軟なバリエーションやカスタマイズで人気を博しており、実績も豊富です。ライフスタイルに合ったガレージを実現してくれることでしょう。
カインズリフォームでもイナバのガレージを取り扱っています。店舗によっては実物も確認でき、その場で相談や見積りも可能です。ガレージのリフォームはぜひカインズリフォームにお問い合わせください。
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