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どの色が合う?カーポートの色選びで知っておきたいポイント!

2021年12月13日
どの色が合う?カーポートの色選びで知っておきたいポイント!

カーポートを選ぶ際、意外と頭を悩ませるのが「色」です。深く考えずに決めると、「設置したら、イメージとちょっと違った」という結果になってしまうかもしれません。どのような基準でカーポートの色を決めるべきなのでしょうか。当記事では、カーポートの色選びが重要な理由や、色選びのポイント、失敗しがちな注意すべき点などについて、紹介します。

※当ページのコンテンツや情報において、カインズリフォームでは、取り扱いが異なる場合や取り扱いが無い場合がございます。

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カーポートの色選びが重要な理由

風雨や雪などから、大切な車を守ってくれるのがカーポートの役割です。しかし、「機能さえ満たしてくれていればいい」と考え、色にまで気を使わずにカーポートを選んでしまうと、後になって大変なことになってしまうかもしれません。なぜカーポートの色も重視すべきなのでしょうか。その理由を説明します。

自宅の景観に影響する

住宅を新築する際、自宅の外壁や玄関まわり、庭などについては時間をかけて考えることでしょう。じっくり検討して自宅をコーディネートしても、外からよく見える場所に設置されるカーポートの色が自宅とマッチしていなければ全体のバランスが崩れてしまい、せっかくの努力が無駄になってしまうかもしれません。

たとえば、自宅が茶色系で自然な印象に対して、カーポートがシルバーなどメタリック系の色だと、カーポートは浮いて見えます。あるいは、自宅は落ち着いた色でカーポートがビビッドだと、見栄えがいいとは言えないでしょう。また、住宅地の場合、自宅のカーポートが周囲の住宅と異なる色合いだと、自分の家だけが周辺から浮いているように見えてしまいます。このように、カーポートは色によって自宅の景観に大きく影響を及ぼすのです。

簡単に変えられない

カーポートの設置には、数十万円の費用がかかります。また、地面に深い穴を開けてそこに柱を立てる基礎工事が必要であり、コンクリートで地面を舗装すると工事は大がかりになります。そのため、実際に設置してみて、「この色は気に入らないから変えたい」と思っても、交換するにはカーポートを一旦撤去してまた新しいものを設置しなおさなければなりません。一度立てたら簡単に変えることができないので、色もカーポート選びの重要な要素の一つとして検討すべきです。

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色選びのポイント

LIXILカーポートSW 900タイプ2台用

「色が大切」とわかっていても、様々な種類があるなかから自宅にピッタリの色を選ぶのはなかなか難しいかもしれません。実際、シルバー系、ブラック系、ブラウン系、グレー系、ホワイト系などの種類があり、メーカーによってそれぞれの系統のなかでも微妙に色合いが異なります。それでは、どのような観点で色を選べばいいのでしょうか。こちらでは、最適なカーポートの色選びのポイントについて、いくつか紹介していきます。

窓サッシなどと合わせる

自宅の「窓サッシ」の色と合わせるという考え方があります。窓ガラスの周囲は、基本的にアルミ材が使われています。カーポートは自宅のすぐ横に設置されることが多いので、窓サッシとカーポートの色を統一することで自宅と調和して見えます。窓サッシと同じメーカーの商品であれば、たとえば同じシルバー系でも「何となく色合いが異なる」といった細かな違いを避けることができ、より美しく、見栄えが良くなるでしょう。

車の色と合わせる

カーポートは駐車するスペースなので、車の色と合わせるという方法もあります。たとえば、車がブラックやブルーなど寒色系の色であればカーポートも同じようなブラック系を、シルバーや白などであればカーポートもシルバー系を、といった具合です。そうすることで駐車スペースに一体感を出すことができます。将来的に新しい車に乗り換えた場合でも、「自分の好きな色は決まっている」ということで異なる色の車を選ばない方におすすめです。

エクステリアと合わせる

自宅に設置されている門扉やフェンス、手すりなどのエクステリアと色を合わせる方法です。カーポートもエクステリアの一部ということを意識すると、全体的な色が調和して見た目にも美しい駐車スペースが仕上がるでしょう。たとえば、自宅の外壁やサッシ、フェンスなどが白であれば、カーポートもホワイト系でコーディネートすることで、外観全体がシンプルでスタイリッシュな印象を与えます。このようにカーポートの近くにあるものと色を合わせるのもひとつです。

カーポートの色選びで失敗しがちな注意点

LIXIL施工例 カーポートSW 1500タイプ 2台用

「自宅に合うカーポートの色がある」ということは、ご理解いただけたと思います。せっかく設置するなら、見栄えの良いカーポートに仕上げたいものですが、失敗する可能性も否定できません。こちらでは、カーポートの色選びが失敗してしまう原因を紹介します。実際に検討する際には、これらの点にも注意していただきたいと思います。

色は大して影響しないと思いこんで選ぶ

カーポートを単なる「車を守るための駐車スペースの屋根」と考え、色についてそもそも考慮していないのは失敗の原因になり得ます。カーポートのカラーバリエーションはそれほど種類が多いと思わない方もいるかもしれませんが、シルバー系のなかでもメーカーごとに名称が異なり、それぞれ色合いは微妙に違います。「どれもあまり変わらないだろう」と特に考えることなく選んでしまうと、設置してから「自宅の色と合っていないのでちょっと残念」という気持ちになるかもしれません。支える柱の位置や屋根のタイプだけではなく、興味を持ったカーポートにはどんな色のバリエーションがあるのかという点についても、しっかり確認しておきたいところです。

傷や汚れが目立つ色を選ぶ

カーポートの柱は、硬いもので引っかくなどすると傷がついてしまいます。また、風雨にさらされるなかで汚れてしまうものでもあります。ブラック系やホワイト系などはっきりした色は、シャープさやスタイリッシュさから見栄えの良さはありますが、傷や汚れが目立ちやすいのが難点です。また、ブロンズ系は引っかき傷が目につきやすく、シルバー系は傷や汚れが目立ちにくいと言われています。美しい状態をずっと保っていくには、日々のお手入れやメンテナンスが欠かせません。どの色を選んでも、定期的に汚れを拭き取るようにするとよいでしょう。

紫外線や熱の影響を考慮せずに選ぶ

駐車スペースに明るさや解放感を求めると、透明の屋根を選ぶことになると思います。ただ、透明な屋根は、商品によっては「明るさはあるけど、思っていたよりも日差しが強くてまぶしい」「夏になると車内の温度が高くなってしまい、すぐに乗り込めない」という現象をもたらす可能性があります。透明な屋根を設置する場合は、屋根材の色だけでなく、「紫外線に強い」「熱を遮断する」といった機能面についての理解も深めておきたいところです。

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屋根パネルのバリエーション

YKK屋根ふき材トーメイマット見上げ

屋根パネルは、カーポートを構成する重要なパーツです。目的や用途に応じて様々な種類の屋根材があり、透明な屋根は色も選ぶことができます。こちらでは、透明な屋根材の種類やそれぞれの特徴、使われる色などを紹介します。

ポリカーボネート

透明な屋根材のなかで、最も一般的なプラスチックの素材です。可塑性樹脂であるポリカーボネート樹脂が原料で、ガラスの約250倍の耐衝撃強度を持つなど耐衝撃性や耐久性に優れています。透明度も可視光線透過率は80~90%と非常に高く、マイナス100℃~140℃と広範囲の温度変化にも対応できる素材でもあります。さらに、紫外線をほぼ100%カットするなど高い性能を持つ素材ということで、高速道路の透光板や車のヘッドランプなど耐久性が求められる分野にも活用されています。また、汚れが目立たないのも大きなメリットでしょう。メーカーによって、ブルー系、ブラウン系、無色透明などの種類があります。

熱線遮断(吸収)ポリカーボネート

通常のポリカーボネートに熱線遮断(吸収)という加工を施した、言わばポリカーボネートの進化版です。屋根の下の温度上昇を防ぐので、真夏の強烈な太陽光を浴びても屋根の下は温度が上がりにくく、車内の急激な温度上昇も防ぐことができます。こちらものタイプも、ブルー系やブラウン系、無色透明などの色があります。

熱線遮断FRP板

FRPとは「Fiber Reinforced Plastics」の頭文字からなる言葉で、日本語では「繊維強化プラスチック」と呼ばれます。FRP自体は、プラスチックにガラスなどの繊維を加えて強度を上げた複合素材です。そのFRPに熱線遮断の加工を施したものが熱線遮断FRP板であり、強度と熱線遮断を高いレベルで両立させています。ポリカーボネートと比べて熱伸縮がしにくく、有害な紫外線もほぼ100%カットできるうえ、防火性にも優れており、カーポートの素材に制限がある防火地域でも使用できるのは大きな強みです。一方で、通常のポリカーボネートよりも高機能ということで価格は高めとなっています。色はグレー系が用意されています。

カーポートの色まとめ

カーポートは道路と面していることから、敷地の外からよく見えます。そのため、カーポートの存在は、家全体の外観の印象に大きな影響を与えます。カーポートだけではなく、自宅や庭、駐車する車などを含めて統一感のあるコーディネートをすることで、色による失敗を防ぐことにつながるでしょう。カーポート選びの際は、ぜひ色にも注目してください。

※当ページのコンテンツや情報において、カインズリフォームでは、取り扱いが異なる場合がございます。

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