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バイクはカーポートに保管できる?最適な保管方法や施工の費用相場をわかりやすく解説!

2022年08月18日
カーポート G1-R アーバングレー(UC)/マルチルーフタイプ

雨風や雪からバイクを守るために、カーポートを設置しようと考えている方は多いかもしれません。カーポートを置けば、車とバイクを同時に保管できます。ただし、「スペースの広さを十分に確保する」「バイクの転倒を防止する」といったことを事前に考えたうえで、カーポートを設置することが大切です。

そこでこの記事では、カーポートにバイクを保管する際のメリットや必要な対策について解説します。また、カーポートの設置にかかる費用や期間なども紹介しますので、ぜひ工事を依頼する際の参考にしてみてください。

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バイクの保管方法として考えられる“5つ”の選択肢

サイクルポート(カーポートミニタイプ) セルフィ アーバングレー(UC)

そもそもバイクの保管方法には、どのようなものがあるのでしょうか。ここでは、カーポートをはじめとするバイクの代表的な「5つ」の保管方法について、メリット・デメリットも含めて解説します。

(1)バイクカバー

バイクカバーとは、バイクに被せる専用のカバーのことです。バイクカバーをかけておけば、バイクの天敵である風雨や雪、粉じん、直射日光などから車体を守ってくれます。また、ナンバープレートや型番などを隠すことができるため、盗難防止の効果も見込めるでしょう。ただし、バイクカバーと車体が触れ合い、擦り傷がつく可能性があります。バイクカバーは劣化が比較的早いため、定期的に交換が必要な点がデメリットです。

(2)バイク用簡易ガレージ

バイク用簡易ガレージとは、バイクをテントのように覆うカバーのことです。バイクカバーと同様、簡単に設置でき、雨や日差し、ホコリなどから愛車を守れるのが特徴といえます。バイクカバーと違って素材と車体が触れ合わないため、擦り傷ができる心配もありません。また、エンジンが冷えるのを待つことなくカバーをかけられる点もメリットです。一方で、車1台分ほどのスペースが必要なので、設置する場所の確保が必要になります。

(3)サイクルポート

サイクルポートとは、支柱と屋根だけでできた、自転車・バイク用の保管スペースのことです。屋根がついているため、雨水や直射日光、鳥のふんなどからバイクを守ることができ、部品の劣化を防ぎやすくなります。カーポートと比べると小さめのサイズになっているため、狭い場所にも設置しやすいのが特徴です。しかし、四方に壁がないため横風に弱く、台風のように強い風の吹いている日には、バイクが濡れてしまうリスクもあります。

(4)ガレージ(車庫・バイクガレージ)

ガレージとは、車・バイクを保管するための建造物(車庫)のことです。四方を壁で囲まれているため、天候の影響を受けることなく、愛車を安全かつ清潔に保管できます。壁でバイクの存在を隠せるため、高い防犯効果も見込めるでしょう。また、2台・3台分の広さを設けておけば、ガレージのなかで部品の交換や修理も可能です。

ただし、ガレージは建造物の一種なので、他の保管方法と比べると施工に高い費用がかかります。また、「外気分断性」「土地への定着性」「用途性」という3つの要件を満たすと、家屋と認定され、固定資産税の対象になる可能性があります。維持費が高額になることもあるので、税金の金額は事前に計算しておく必要があるでしょう。

(5)カーポート

カーポートとは、支柱と屋根でできた、車用の保管スペースのことです。基本的には車を保管するために設置しますが、「1.5台分」や「2台分」のように屋根の面積を延長することで、バイクも保管できるようになります。屋根がついているため、雨や雪、直射日光を避け、バイクの劣化を防ぐことが可能です。屋根は「遮熱性が高い」「雪の重みに強い」といった多様なタイプがあるため、地域によって最適なものを選べるのもメリットでしょう。

ただし、サイクルポートと同様に壁がないため、バイクが横からの雨に濡れたり、強風で転倒したりというリスクもあります。そのため、横風に備えて「防水対策」や「転倒対策」もあわせて検討しておくことが大切です。

バイクをカーポートに保管する具体的なメリットやデメリット、対策などについては次から解説します。

バイクをカーポートに保管する効果とは?

カーポート ツインZ4 耐積雪量200cm仕様 奥行延長タイプ/1台+α用

バイクをカーポートに保管することで、どのような効果が期待できるのでしょうか。ここでは、大きく3つの効果について解説します。

車とバイクの保管場所を兼ねられる

車とバイクを両方持っている方にとって、別々に保管場所を設置するのは手間もコストもかかります。その点、広めのカーポートを設置すれば、車とバイクを同じ場所でまとめて保管することが可能です。ホームセンターでは、「1.5台用」や「屋根連結タイプ」のように、バイクを一緒に保管できるカーポートも販売されています。こうしたタイプのカーポートを設置すれば、別々に保管場所を準備するより費用を抑えられる場合もあるでしょう。

雨や落下物からバイクを守れる

バイクのなかには、ライトからエンジンにかけて重要な部品がむき出しになっているものもあります。そのため、雨に濡れてしまうと錆(さび)が発生しかねません。また、鳥のふんは酸性の成分を含んでおり、ボディの塗装を傷めたり、座席部分を腐食させたりします。その点、カーポートを設置すれば、雨や落下物がバイクへ当たる心配がありません。また、直射日光を屋根で遮れるため、紫外線によるパーツの劣化も防止しやすいでしょう。

湿気対策になる

バイクを土や草のうえに置いていると、地面から湿気の影響を受けてしまいます。湿気をそのまま放置すると、バイクの部品が錆びてしまい、故障の原因になることもあるでしょう。そのため、コンクリートのように水はけのよい場所にバイクを設置することが大切です。一般的にカーポートを設置する際は、地面にコンクリートを敷設します。そのため、コンクリートを敷いたカーポートは、バイクの湿気対策としても高い効果があるでしょう。

カーポートにバイクを保管する際の注意点と対策とは?

 

カーポート G1-R アーバングレー(UC)/マルチルーフタイプ

バイクをカーポートに保管するうえで、注意すべき点はあるのでしょうか。ここでは、3つの注意点とその対策について解説します。

【注意点1】横からの雨は防ぎにくい

カーポートには壁がないため、横からの雨は防ぎにくいのが難点です。そのため、たとえカーポートにバイクを保管している場合でも、雨の強い日はできるだけバイクカバーをかけるようにしましょう。バイクカバーをかけておけば、雨による部品の錆や故障も防げます。また、雨に濡れないようにするには、屋根を大きめにするというのも一つの方法です。バイクの全幅・全長に応じて、最適なサイズのカーポートを選ぶことをおすすめします。

【注意点2】転倒に気をつける必要がある

カーポートは壁がないという特性上、風の強い日にはバイクが転倒してしまうリスクがあります。バイクの転倒を防ぐには、サイドスタンドを立て、ギアを1速に入れておくようにしましょう。センタースタンドを立てた場合、後輪が浮いた状態になり、不安定になってしまいます。そのため、センタースタンドではなく、できるだけサイドスタンドで保管することが大切です。また、ギアがニュートラルになっている場合、タイヤが回りやすくなりスタンドが外れる可能性もあります。ギアは1速に入れておくことで、風で車体が動くのも防げるでしょう。

【注意点3】防犯性を高める必要がある

カーポートは壁がないため、バイクが外から見える状態です。そのため、念のため盗難対策も考えておくようにしましょう。例えば、バイクカバーをかけておけば、バイクの車種やナンバーを隠せます。車体が見えている状態よりは、盗難防止につながるでしょう。また、物理的にバイクを持ち運べないよう、ロックをかけることも有効です。ディスクロックやU字ロックなど複数の鍵をかけておくと、解錠が難しいぶん盗難のリスクを減らすことができます。

カーポートを設置する際の流れ・期間とは?

カーポートを設置する際には、一般的に以下のような流れで施工します(※「1.5台用カーポート」の場合)。

【1】基礎の設置……支柱の位置(4~6か所)に深さ60cmほどの穴を開ける
【2】柱の設置……カーポートの柱を設置し、基礎部分にモルタルを注ぐ
【3】骨組み……脚立を使って、カーポートの骨組みを1本1本組み立てる
【4】屋根パネルの設置……「ポリカーボネート」と呼ばれる屋根パネルを1枚ずつ設置する
【5】総仕上げ……最後に雨樋(あまどい)を設置し、全体のバランスをチェックする

カーポートの設置は、1~2日で完了することが一般的です。ただし、基礎部分のモルタルを乾かすために、追加で1日かかることもあります。また、地面にコンクリートが敷設されている場合は、斫(はつ)り工事が別途必要です。地面の状態やカーポートの広さによって施工期間も変動するため、事前に施工業者へ確認しましょう。

カーポートを設置する際の費用相場とは?

カーポートを設置する際の費用は、カーポートの広さ(車の保管台数)によって異なります。参考までに「カーポートの本体価格+施工費用」の相場としては、「1台用13万円~25万円」、「1.5台用16万円~32万円」、「2台用20万円~50万円」、「3台用50万円~80万円」などです。加えて、「積雪に強いタイプ」「デザイン性が高いタイプ」といった高性能のカーポートは、本体価格が上がる場合もあります。カーポートは屋根の素材や設置場所の状況によっても価格が異なるため、ぜひ事前にホームセンターや施工業者に確認するようにしましょう。

まとめ

カーポートにバイクを保管することで、雨風や雪を防ぎやすくなり、錆の発生を抑えることができます。加えてカーポートを設置する際には、バイクの転倒防止や防犯の対策もあわせて検討しておくことが大切です。より快適なバイクライフを楽しむためにも、ぜひカーポートを上手に活用してみてください。

※当ページのコンテンツや情報において、カインズリフォームでは、取り扱いが異なる場合がございます。

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