ビルトイン食洗機選びに迷ったら、パナソニックの製品をおすすめします。さまざまなニーズに合わせたシリーズを展開するパナソニックは、高機能なビルトイン食洗機を数多くラインナップしているためです。
本記事では、「具体的な機能が知りたい」「ほかのメーカーとどのような違いがあるの?」といった疑問にお答えするため、パナソニックのビルトイン食洗機の特徴を解説します。
おすすめのモデルや、お得にリフォームするコツなども紹介するので、ぜひ参考にしてください。
※当ページのコンテンツや情報において、カインズリフォームでは、取り扱いが異なる場合や、取り扱いの無い場合がございます。
※各補助金の金額や要件などは、2025年4月時点の情報です。
パナソニックのビルトイン食洗機の特徴

パナソニックは、日本で初めて家庭用食洗機を販売したメーカーとして知られています。
現在も業界をリードし続けるパナソニックの食洗機には、毎日の食器洗いがもっと楽になる+家計を助ける多彩な機能が搭載されています。
具体的な特徴は、以下の5つです。
キッチン小物をまとめて洗える
料理やお菓子づくりでは、シリコンカップやクッキー型などの小さなアイテムを使用することもあるでしょう。しかし、多くの食洗機には小物をセッティングするためのスペースがなく、別途手洗いをしなければならない場合が大半です。
パナソニックの食洗機には、こうしたちょっとした小物や、小皿などを入れられるホルダーが搭載されています。上カゴでしっかりホールドされるため、水流で小物類が飛ばされる心配もありません。
※K9 P/K9、M9 P/M9シリーズ ディープタイプのみ
大きな調理器具や食器もらくらく入る
パナソニックの食洗機には、上カゴ部分が動く「ムービングラック プラス」が採用されています。
上カゴを「フルフラット」「フラット」「スライド」「フルフラップ」の4つのパターンに変形させられるため、深皿や大きな鍋、フライパンなどもらくらく入り、しっかり固定できます。
- フルフラット:上カゴ部分が完全にフラットな状態になるので、鍋やポットなどを伏せ置きできる
- フラット:グラスやマグカップなどをたっぷり収納できる
- スライド:下カゴにフライパンを縦置きできる
- フルフラップ:上カゴ部分を完全に折りたたむことで、深さのある鍋なども収納できる
また、上カゴが左右にスライドすることで、下カゴやちょこっとホルダーへのアクセスもスムーズです。入れ忘れた食器や小物があった場合も、あとかららくらく収納できるでしょう。
除菌もできる「ストリーム除菌洗浄」
50度以上の高圧水流で、汚れをしっかり落としつつ除菌もかなえます。洗い、すすぎ工程における除菌試験では、99%の除菌効果を発揮します。調理器具や食器を清潔に保てるので、赤ちゃんやお年寄りがいるご家庭も安心です。
除菌の試験内容
- 試験機関名:(一財)北里環境科学センター
- 試験方法:寒天平板培養法
- 試験成績書発行年月日:2021年1月21日
- 試験成績書発行番号:NP-45KD9シリーズ/45KS9シリーズ/45MD9シリーズ/45MS9シリーズ 北生発2020_0688号、NP-45VD9シリーズ/45VS9シリーズ 北生発2020_1654号、NP-45RD9シリーズ/45RS9シリーズ 北生発2020_2654号
- 除菌方法:加熱高温水噴射方式
- 除菌対象:庫内食器類
- 試験結果:99%以上の除菌効果(1種類のみの菌で実施。除菌効果は、食器の量や位置、汚れの程度により異なります)
3Dプラネットアームノズルで隅々まで洗浄
パナソニックの食洗機には、上・下段ノズルに加え、セパレーターを内蔵した上カゴ専用のセンターノズルが搭載し、立体的な噴射を実現しています。
センターノズルからは4つの洗浄モードをローテーションしながら水が噴射され、隅々の汚れまでしっかり洗浄可能です。
AIが自動で節水&省エネ
人工知能が節水&省エネをかなえる「AIエコナビ」を搭載しています。
食器や汚れの量をセンサーで検知し、室温に合わせ、乾燥時間やすすぎの回数、加熱量を調整。合計12パターンの細かなセンシングにより、そのときの状況に合わせて運転をコントロールし、水の使用量を最大約16%、電気の使用量を最大約12%カットすることに成功しています。
NP-45MD9SでAIエコナビ運転した場合とAIエコナビ運転しない場合との比較が以下になります。
- AIエコナビ運転した場合:使用水量約5L、消費電力量約0.45kWh、運転時間約92分(50Hz)/ 約87分(60Hz)
- AIエコナビ運転しない場合:使用水量約9L、消費電力量約52kWh、運転時間約103分(50Hz)/ 約98分(60Hz)
これらは最大値であり、食器の量や汚れにより効果は異なります。また、日本電機工業会自主基準「食器洗い乾燥機の性能測定方式(2008年3月5日改訂)」に基づき、給湯温度60℃で測定。AIエコナビ運転の食器点数と汚れの量については独自基準です。
業界初の液体洗剤自動投入機能
K9/K9 Plus シリーズに搭載されているのが、業界初の液体洗剤自動投入機能です。食器の量や汚れの程度に応じて、食洗機用の洗剤を自動で投入してくれるので、家事の手間がまたひとつ削減されます。
おすすめのパナソニックのビルトイン食洗機
パナソニックはさまざまなタイプのビルトイン食洗機を販売しており、ニーズに合わせて最適なモデルを選べます。しかし、あまりにも数が多いので、どの製品にするか迷ってしまう方も多いでしょう。そこでここからは、パナソニックの豊富なラインナップのなかから、おすすめのビルトイン食洗機を紹介します。
基本性能を搭載したモデルが欲しいなら「NP-45RD9S」

ストリーム除菌洗浄をはじめ、基本的な性能を備えた製品です。パナソニックのビルトイン食洗機のスタンダードなモデルが欲しい場合におすすめできます。
44点(約6人分)の食器を収納でき、深型なので大きな食器や調理器具なども洗いやすいでしょう。
フルオートオープン™でらくらく!「NP-45KD9A」
フルオートオープン™が搭載されたK9シリーズの製品です。2回ノックするだけで内蔵センサーが振動を感知し、ドアが自動的に開きます。深型で大容量のディープタイプなのでたくさんの食器を収納できますが、フルセットでも力を使わず、自動でらくらく開きます。
ドアの持ち手となる部分に触れなくてよいので、手が汚れているときや、ネイルをしているときなどにも便利です。また、人の体温とほぼ同じ温度(35度)での低温排気が可能となっており、湿度も低いためキッチン空間を快適に保てます。
50点を収納できる大容量「NP-60MS8S」

50点(約7人分)の食器を入れられるワイドタイプです。大容量ながらも、AIエコナビや3Dプラネットアームノズルなどの高性能な機能が搭載されており、毎日の食器洗いをさらに楽に、快適にしてくれます。
パナソニックのビルトイン食洗機へお得にリフォームするには

ビルトイン食洗機へのリフォームには、比較的高額な費用がかかります。近年は日本でも食洗機の導入が進んでいますが、主にコスト面がネックとなり、二の足を踏んでいる方も少なくないでしょう。
食洗機をお得にリフォームするためには、次の2つのポイントを押さえることが重要です。
それぞれのポイントについて、以下で詳しく解説します。
相見積もりをとる
食洗機のリフォームにかかる費用は、「食洗機本体の費用」と「工事費用」の2つに大別できます。
リフォーム費用を少しでも抑えたい場合は、工事費用に着目してみましょう。製品本体の価格が変動することはほとんどありませんが、工事費用は施工業者により差があるためです。
そこでおすすめなのが、「相見積もり」です。相見積もりとは、複数の業者に見積もりを依頼し、提示された金額を比較することをいいます。はじめから1社に絞り込んでしまうと、その業者の見積額が高いのか、安いのか判断しにくいものです。複数の業者から見積もりをとれば、それぞれの費用やサービスを比較し、適正価格の業者を選べます。
見積もりは無料で対応している場合がほとんどであるため、余計な費用がかかる心配もありません。
補助金を活用する
ビルトイン食洗機へのリフォームには、国が実施している補助金制度を利用できる場合があります。
例えば、国土交通省の「子育てグリーン住宅支援事業」では子どもの有無にかかわらず、住宅の省エネ化のためのリフォーム費用を補助しています。ビルトイン食洗機も対象工事に含まれており、1戸あたり25,000円を受け取ることが可能です。
ただし、子育てグリーン住宅支援事業に申請するためには、指定された8つのカテゴリーのうち、必須工事に該当するものを2つ以上行う必要があります。
必須工事 |
①開口部の断熱改修
②躯体の断熱改修
③エコ住宅設備の設置 |
任意工事 |
④子育て対応改修
⑤防災性向上改修
⑥バリアフリー改修
⑦空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置
⑧リフォーム瑕疵保険等への加入 |
ビルトイン食洗機へのリフォームは「④子育て対応改修」に該当するため任意工事となり、申請するためには必須工事を別途実施しなければなりません。
例えば、以下のような組み合わせであれば補助を申請できます。
- 必須工事:ドアの交換、省エネ給湯器の設置
- 任意工事:ビルトイン食洗機の設置
※上記の補助額の合計が50,000円以上になる場合に限ります。
また、子育てグリーン住宅支援事業に申請するためには、住宅支援事業者と工事請負契約等を締結する必要があります。
さらに、補助金には申請期限があるため、期限を超過しないよう注意が必要です。
カインズリフォームでは、子育てグリーン住宅支援事業をはじめとした補助金の利用に関するご相談も承っています。面倒な交付申請は当社が実施するため、手続きにかかる負担も軽減できます。
お支払いは補助金額を差し引いた金額で承るので、持ち出しを少なくできるのもメリットです。
参考:子育てグリーン住宅支援事業
パナソニックのビルトイン食洗機にリフォームする流れ
カインズリフォームでパナソニックのビルトイン食洗機にリフォームする場合、おおまかな流れは以下のとおりです。
- お問い合わせ・ご相談
- 打ち合わせ
- 見積額やプランのご提示
- 契約・支払い
- リフォーム工事の実施
- お引き渡し
まずは、お電話やメールなどからお気軽にお問い合わせください。お近くの店舗がある場合は、店頭窓口でもご相談を承っています。
その後、キッチンの状態やサイズなどを確認し、リフォームに関する打ち合わせを行います。その際、ご不明点がありましたら、お気軽にお尋ねください。
打ち合わせや調査が完了しましたら、当社から見積額やリフォームプランをご提案します。金額や内容にご納得いただけましたら、ご契約を結ばせていただきます。
内金をご入金いただきましたら、いよいよ施工開始です。ご希望の日程にて、安全第一で工事を実施します。
最後に施工状況をご確認いただき、問題なければお引き渡しとなります。
まとめ
パナソニックのビルトイン食洗機は、キッチン小物をまとめて洗えるホルダーや、上カゴが動くムービングラックなど、かゆいところに手が届く設計が魅力です。洗浄機能も高く、汚れをすっきり落としてくれます。また、液体洗剤の自動投入機能など、先進的な機能を搭載しているのもポイントです。
カインズリフォームでは、パナソニックのビルトイン食洗機のリフォーム工事に対応しています。お見積もりは無料なので、まずはお気軽にお問い合わせください。
※当ページのコンテンツや情報において、カインズリフォームでは、取り扱いが異なる場合や、取り扱いの無い場合がございます。
※各補助金の金額や要件などは、2025年4月時点の情報です。