ダイキンのエコキュートは、省エネ性能と信頼性で知られる人気の給湯システムです。本記事では、ダイキン製エコキュートの主な特徴と選び方のポイント、設置までの流れを詳しく解説します。環境にやさしく、ランニングコストも抑えられるエコキュートの導入をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
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※カインズでは住宅省エネ 2024 補助金制度の新規受付を終了しています。
ダイキンのエコキュートの特徴

ダイキンのエコキュートは、高効率で環境に配慮した給湯システムとして多くの家庭で選ばれています。その魅力は、保温性の高さと補助金対象製品である点です。まずは、具体的な特徴と注目の機能を解説します。
保温性が高い
ダイキンのエコキュートは、浴槽のお湯を長時間効率よく保温できるのが特徴です。そのため再加熱の頻度を減らし、電気代の削減につながります。たとえば、夜間の安価な電力を使って沸かしたお湯を朝まで温かいまま維持できるため、翌朝の入浴にも対応しています。これにより、寒い冬でも湯切れの心配がなく、快適なバスタイムを楽しめるでしょう。
補助金の対象になる
ダイキンのエコキュートは、環境性能が評価され、「給湯省エネ2024事業」をはじめとする各種補助金制度の対象となっています。「給湯省エネ2024事業」は、高効率給湯器の導入を促進するための支援が受けられる制度です。補助金制度を利用することで、初期費用の負担を軽減でき、家庭の省エネ化が進むとともに、光熱費の節約も期待できます。
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ダイキンのエコキュートのおすすめ機能
ここでは、ダイキンのエコキュートで特に注目すべき「おゆぴかUV」と「温浴時間保温」という2つの機能について詳しく解説します。
おゆぴかUV
「おゆぴかUV」は、貯湯タンク内の水を紫外線で定期的に除菌する機能です。特殊な洗浄運転も行われるため、タンク内を清潔な状態に保てます。たとえば、長期間使用することで発生する菌の繁殖を防ぎ、水道水のように常に新鮮なお湯が使えます。
温浴タイム保温
「温浴タイム保温」は、家庭の使用状況に合わせて自動でお湯の温度を設定する機能です。たとえば、帰宅時間が不規則な家族でも、指定した時間に最適な温度のお湯が準備されているため、すぐに入浴が可能です。毎回温度設定をする手間が省け、快適な入浴体験を実現します。
ダイキンのエコキュートの選び方

ダイキンのエコキュートを選ぶ際は、家族の生活スタイルや住宅の条件に合わせて適切なモデルを選ぶことが重要です。容量、年間給湯保温効率、設置スペースの3つの選び方を具体例とともに解説します。
容量
家族の人数やお湯の使用パターンに応じた容量を選ぶことが、快適な使用の鍵です。たとえば、4~5人家族であれば460Lのタンクが推奨されますが、2人暮らしの場合は370Lのモデルでも十分です。シャワーの頻度が高い家庭では大容量が安心ですが、短時間の入浴が多い家庭なら小さめのタンクで省エネ効果を期待できます。
年間給湯保温効率
年間給湯保温効率(Annual Performance Factor, APF)は、省エネ性能を示す重要な指標で、運用コストに直結します。APFが高いほど、消費電力を抑えながら効率よくお湯を供給できます。
設置スペース
エコキュートの設置には一定のスペースが必要なため、住宅の状況に応じたモデル選びが重要です。広い設置スペースが取れる場合は標準タンクを選ぶことをおすすめしますが、都市部の狭小住宅や限られたスペースでは薄型タンクが適しています。
おすすめのダイキンのエコキュート
ダイキンのエコキュートは、省エネ性能と多彩な機能で人気のある給湯システムです。以下よりおすすめのダイキンエコキュート4つのモデルを紹介します。
EQX37XFV
※給湯省エネ2024事業対象
370Lのタンク容量を持ち、3~5人家族に最適です。一般地向けの設置環境に対応しており、コンパクトな設計(幅630×奥行730×高さ1,825mm)なので、標準的な住宅にも設置しやすい点が魅力です。スマホアプリでの遠隔操作、自動配管洗浄、バブル入浴、保温機能が充実しており、お湯を常に清潔に保ちながら快適な入浴を楽しめます。太陽光発電の自動活用にも対応しているため、省エネ性能も抜群です。
品番 |
EQX37XFV |
設置環境 |
一般地向け |
タンク容量 |
370L |
人数目安 |
3~5人 |
給湯圧タイプ |
360 |
サイズ |
幅630×奥行730×高さ1,825 |
機能 |
スマホアプリ対応あり、自動配管洗浄あり、風呂湯温選択あり
除菌あり、バブル入浴あり、保温あり、シャワー節水なし、太陽光発電自動活用あり |
EQX46XFV(リモコン・脚部カバーセット)

460Lの大容量タンクを備え、4~7人家族向けに設計されたモデルです。サイズは幅630×奥行730×高さ2,175mmとやや大型ですが、豊富なお湯の供給量が求められる家庭にぴったりです。EQX37XFVと同様のバブル入浴や保温機能に加え、除菌機能も備わっており、家族全員が安心して使えます。長時間入浴する家庭や、大人数でも湯切れしないモデルを探している場合におすすめです。
品番 |
EQX46XFV |
設置環境 |
一般地向け |
タンク容量 |
460L |
人数目安 |
4~7人 |
給湯圧タイプ |
360 |
サイズ |
幅630×奥行730×高さ2,175 |
機能 |
スマホアプリ対応あり、自動配管洗浄あり、風呂湯温選択あり
除菌あり、バブル入浴あり、保温あり、シャワー節水なし、太陽光発電自動活用あり |
EQ37XV(リモコン・脚部カバーセット)

必要最低限の機能で価格を抑えたエントリーモデルです。370Lのタンク容量を持ち、3~5人家族に対応していますが、風呂湯温選択や自動配管洗浄機能は省略されています。そのため、頻繁に入浴しない家庭や、導入コストを抑えたい家庭向けです。太陽光発電の自動活用に対応しているため、シンプルながらも省エネ効果はしっかり享受できます。
品番 |
EQ37XV |
設置環境 |
一般地向け |
タンク容量 |
370L |
人数目安 |
3~5人 |
給湯圧タイプ |
360 |
サイズ |
幅630×奥行730×高さ1,825 |
機能 |
スマホアプリ対応あり、自動配管洗浄なし、風呂湯温選択なし
除菌なし、バブル入浴なし、保温なし、シャワー節水なし、太陽光発電自動活用あり |
EQX46XFTV(リモコン・脚部カバーセット)

薄型設計(幅1,075×奥行438×高さ2,173mm)で狭小スペースに設置が可能な点が特徴です。460Lのタンク容量で、4~7人家族に対応し、バブル入浴や保温機能を備えているため、快適さと省スペースを両立します。自動配管洗浄が搭載されているため、毎日の清潔な使用が可能です。設置スペースに制約がありつつも、機能面を妥協したくない家庭に最適です。
品番 |
EQX46XFTV |
設置環境 |
一般地向け |
タンク容量 |
460L |
人数目安 |
4~7人 |
給湯圧タイプ |
360 |
サイズ |
幅1,075×奥行438×高さ2,173 |
機能 |
スマホアプリ対応あり、自動配管洗浄あり、風呂湯温選択なし
除菌なし、バブル入浴あり、保温あり、シャワー節水なし、太陽光発電自動活用あり |
ダイキンのエコキュートを設置する流れ

カインズでダイキンのエコキュートを設置する際は、施工から引き渡しまでスムーズに行えます。また、補助金の手続きが不要で、補助金額を差し引いた金額のみ支払うため、費用面の不安を軽減できるのも魅力です。こちらでは、具体的な設置の流れを説明します。
問い合わせ
ダイキンの公式サイトやカインズの窓口に連絡し、エコキュート導入に関する基本情報を確認しましょう。この段階で、家庭の給湯環境や設置場所の条件について大まかに相談しておくと安心です。たとえば、家族の人数やシャワーの使用頻度から、適切なタンク容量のアドバイスを受けられます。
打ち合わせ・現地調査
専門スタッフが自宅を訪問し、設置場所を確認する現地調査を実施します。現地調査によって、屋外の設置スペースの広さや配管の経路、電気配線の状況を詳しく確認し、工事内容を具体化するため重要な工程です。たとえば、設置スペースが狭い場合は薄型タンクを推奨されることがあります。また、太陽光発電を導入している場合は連携方法もご提案いたします。
見積もり
打ち合わせ内容をもとに、本体費用と工事費用を含む詳細な見積書をご提示いたします。カインズが補助金申請手続きを代行するうえ、支払い額はあらかじめ補助金額を差し引いた金額です。
契約・支払い
見積内容に合意後に、正式な契約を締結します。カインズは一括払いだけでなく、分割払いにも対応しているため、予算に合わせた柔軟なお支払いが可能です。
施工・引き渡し
スケジュールが決まると、いよいよ設置工事がスタートです。専門の施工スタッフが機器の設置から配管の接続、電気系統の整備まで丁寧に作業します。工事完了後は、スタッフがリモコンの使い方や日常的なメンテナンスの方法を詳しく説明し、問題がないことを確認したうえでお引き渡しいたします。
ダイキンのエコキュートのQ&A

ここでは、ダイキンのエコキュートについて、よく寄せられる質問とその回答を紹介します。
ダイキンのエコキュートと電気温水器の違いは?
ダイキンのエコキュートは、従来の電気温水器に比べて環境への配慮と経済性に優れた給湯システムです。電気温水器は直接ヒーターでお湯を温めますが、エコキュートはヒートポンプ技術を使って空気の熱を利用するため、電力消費が少なく、CO2排出量も抑えられます。
ダイキンのエコキュートは停電しても使えますか?
停電時でも、タンク内に貯めたお湯を使ってシャワーや蛇口からお湯を出すことが可能です。ただし、給湯温度の調整ができないため、前回使用した温度のままのお湯しか出ません。長時間の停電の場合には、必要なお湯を確保するため、節約して使用することをおすすめします。
エコキュートが凍結するのですがどうすれば防げますか?
冬季の凍結を防ぐには、適当な蛇口を少し開けて水を流しておくことが効果的です。特に、夜間や寒冷地では流れを止めずにおくことで、配管内の水が凍結するのを防ぎます。
ダイキンのエコキュートは地下水や井戸水でも使えますか?
ダイキンでは、独自の水質判定基準を設けており、その基準を満たした地下水や井戸水であれば使用可能です。
エコキュートを長期間使用しない場合はどうすればいいですか?
使用しない期間が1ヵ月以内であれば、リモコンの停止設定を行うだけで問題ありません。1ヵ月以上使用しない場合は、長期間の放置により水質が変わり、衛生面の問題が発生する可能性があるため、不在前に必ず排水を行ってください。
なぜダイキンのエコキュートは電気代が安くなるのですか?
ダイキンのエコキュートは、夜間の安価な電力(約70%割安)を利用してお湯を沸かし、タンクに貯めておくシステムです。この仕組みにより、昼間の高い電力料金を避け、次の日に備えて効率的にお湯を確保できます。
まとめ
ダイキンのエコキュートは、優れた保温性能と省エネ性能を誇る給湯システムです。選び方のポイントとして、家族構成に合わせた容量選択、年間給湯保温効率(APF)の確認、設置スペースなどがあげられます。
環境にやさしく、コスト削減にもつながるダイキンのエコキュート導入をぜひ検討してみてください。
※当ページのコンテンツや情報において、カインズリフォームでは、取り扱いが異なる場合がございます。