玄関ドアのリフォームを検討する際、種類が豊富でどの商品を選ぶか迷うことはありませんか。
本記事では、玄関ドアのおすすめ商品や選び方のポイントなどを紹介します。リフォームにあたっての参考として、ぜひ内容をチェックしてみてください。
※当ページのコンテンツや情報において、カインズリフォームでは、取り扱いが異なる場合や、取り扱いのない場合がございます。
カインズおすすめの玄関ドア4選
どの玄関ドアがよいか迷っているのなら、まずはおすすめをチェックしてみましょう。カインズのおすすめの玄関ドアは以下の4つです。
- YKKAP「ドアリモ玄関ドアD30」
- YKKAP「ドアリモ玄関ドアC02」
- LIXIL「リシェントM17」
- LIXIL「リシェントM24」
それぞれの玄関ドアの主な特徴を紹介します。ぜひ玄関ドア選びの参考にしてください。

洋風・和風どちらの家にも合うデザインの開き戸が、YKKAPの「ドアリモ玄関ドアD30」です。今あるドア枠に新しい枠を被せる「カバー工法」が可能で、壁を壊さずに玄関ドアをリフォームできます。
D30の錠仕様は次の2種類です。
- 手動錠
- スマートコントロールキー(顔認証キー/ポケットキー/ピタットキー)
D30はデザインも豊富で、断熱ドアは46デザインの13色、アルミドアは13デザインの8色から選べます。断熱ドアの仕様は「D2仕様」「D4仕様」の2種類です。寒冷地なら、断熱性能が高いD2仕様が適しています。

現代和風の家に合うおしゃれな引き戸が、YKKAPの「ドアリモ玄関ドアC02」です。今ある引き戸枠に新しい引き戸枠を被せて取り付けられるため、1日でリフォームが完了します。
断熱性・遮熱性に優れた複層ガラスを採用しているため、冷暖房効率を高めることが可能です。採光性を高めたいのなら、欄間付きも選べます。なお、ドアリモの玄関引き戸は種類が豊富です。現代和風(2枚建)のC02のほかに、次のような種類もあります。
- 洋風ベーシック(2枚建)
- 伝統和風(2枚建・4枚建)
- 袖付2枚連動引込み戸
間口を広く取りたい方は、袖付2枚連動引込み戸もおすすめです。

シンプルでスタイリッシュなデザインの玄関ドアが、LIXILの「リシェントM17」です。リシェントM17も壁や床を傷付けずに1日でリフォームできます。
防犯性の高さが、リシェントM17の大きな魅力です。ピッキング対策として、上段・下段に2つの頑丈な鍵があります。基本は手動錠ですが、電子錠のオプションもあり、カードキーやリモコンキーの選択も可能です。
また、採光性があるため、欄間なしでも玄関を明るくできます。さらに光を入れたい方には、欄間ありのタイプがおすすめです。

扉とモールが特徴的なツートンになっている玄関ドアが、LIXILの「リシェントM24」です。扉には2列のスリットが入っているため、外の光を自然に取り入れられます。
リシェントM24は、住宅の外観と調和しやすいスタンダードなデザインです。手動錠のほか、電子錠のオプションも利用できます。比較的温暖な地域におすすめの玄関ドアです。
玄関ドアを選ぶポイント
どのような玄関ドアが適しているかは、ご家庭やお住まいの地域などによって異なります。玄関ドア選びで悩む場合は、次のポイントをチェックしてみましょう。
- 開き方
- サイズ
- 断熱性・遮音性
- デザイン
- メーカー
- 鍵のタイプ
6つのポイントについても解説しますので、ご家庭に合った玄関ドア選びの参考にしてください。
開き方
玄関ドアは、開き方で「開き戸」「引き戸」の2種類に分けられます。さらに、開き戸・引き戸にも種類があります。
タイプ |
種類 |
開き戸 |
片開きドア
親子ドア
袖付きドア |
引き戸 |
引き違い戸
引き込み戸 |
近年は、一戸建て・集合住宅とも開き戸が主流です。スイングドアとも呼ばれるのが開き戸で、縦方向に押したり引いたりして開きます。
かつて国内で主流だったタイプが、伝統的な日本家屋に合う引き戸です。引き戸はスライディングドアとも呼ばれ、洋風の家に合うデザインもあります。
気密性や断熱性で選ぶなら、おすすめは開き戸です。お子さんやご高齢の方の使いやすさで選ぶ場合は、引き戸が適しています。
サイズ
玄関ドアはサイズも選び方でのポイントのひとつです。リフォームでは、一般的に「カバー工法」が採用されます。ただし、カバー工法では、既存のドア枠より小さいサイズを選ばなくてはなりません。現在の玄関ドアのサイズをもとに、新しい玄関ドアを選びましょう。
断熱性・遮音性
断熱性や遮音性などの機能も、玄関ドアの選び方でのポイントです。リフォームなら、なぜドアを交換するのか、目的を明確にして選ぶことが大切です。
- 寒さが気になる場合…断熱性で選ぶ
- 暗さが気になる場合…採光性で選ぶ
- 安全が気になる場合…防犯性で選ぶ
ご家族が安心して快適に過ごせるような機能を持つ玄関ドアを選んでください。
デザイン
家の「顔」となる玄関ドアは、デザインも大切です。建物の外観にマッチするような玄関ドアを選びましょう。ドアによって、洋風・和風・モダンなどデザインがさまざまです。
なお、玄関ドアの素材によっては選べるデザインが限られます。玄関ドアに使われている主な素材は木・アルミ・スチールです。オリジナリティを重視したいのなら木製、豊富なデザインから選びたいのならアルミ製が適しています。スチール製は防犯性に優れているものの、デザインのバリエーションが少なめです。
メーカー
玄関ドアはメーカーから選ぶ方法もあります。メーカーによって特徴が違うため、比較してみるとよいでしょう。
主流のメーカーは、YKKAPとLIXILの2社です。どちらも断熱性や採光性に優れたドアを多数取り揃えていて、扉を閉めたままで換気できるタイプもあります。2社とも、玄関ドアはカバー工法によるリフォームが可能です。また、断熱性や防犯性などが高い商品も用意されています。
メーカーごとの特徴は以下の記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。
関連記事:
YKK APの玄関ドアの特徴は?おすすめ製品や選び方のポイントを紹介
リクシルの玄関ドアの特徴は?選び方のポイントやおすすめ製品を紹介
鍵のタイプ
玄関ドアは、鍵のタイプもチェックしてみましょう。従来使われていた「手動錠」のほか、近年はオプションでリモコンやカードキーが使える玄関ドアもあります。
メーカー |
名称 |
特徴 |
YKKAP |
スマートコントロールキー |
タグキーをハンドルに近付けると開け閉めできる。専用アプリを使い、玄関ドアとスマートフォンをBluetoothで接続して管理する。 |
LIXIL |
FamiLock |
スマートフォン・キーホルダー・カードキー・タグキーなどを鍵として使える |
スマートフォンやタグキーなどを使うと、小さなお子さんも簡単に鍵の開け閉めが可能です。
玄関ドアリフォームでよくある質問

玄関ドアのリフォームに関する疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。ここでは、玄関ドアリフォームによくある質問と回答を紹介します。リフォームの検討材料として、ぜひ内容をご覧ください。
引き戸を開き戸に変えられますか?
玄関ドアの種類は、大きく分けると「引き戸」「開き戸」の2つです。基本的には、開き戸から引き戸にすることも、引き戸を開き戸にすることもできます。
ただし、設置する家の条件にもよるため、業者による確認が必要です。種類を変えたい場合は、施工を行っている業者に相談してみましょう。
ドアに使われているガラスは安全ですか?
ガラスが使われている玄関ドアに対して、安全性が気になる方も多いでしょう。玄関ドアに使われているのは、丈夫な中間膜を挟み合わせた特殊な合わせガラスです。合わせガラスは防犯性や安全性に配慮されています。破損してもガラスの飛散は少なく安全です。
玄関ドアの交換費用はどのくらいですか?
玄関ドアの交換費用は、30~50万円が一般的な目安です。費用を抑えたい場合は、カバー工法が可能な玄関ドアを選ぶとよいでしょう。
カバー工法とは、既存のドア枠に新しい枠を被せて玄関ドアを交換する方法のことです。壁・床を壊さないため、費用を抑えられるだけでなく、短時間で工事が完了します。
玄関ドアの交換費用を安くするコツを紹介している記事もありますので、チェックしてみてください。
参考:玄関のドア交換費用は?安くするコツや補助金制度を解説 | カインズ・リフォーム
玄関ドアをリフォームするメリットは?
玄関ドアのリフォームには、次のようなメリットがあります。
- 断熱性を高められる
- 採光性が上がる
- 通気性がよくなる
- スムーズに操作できる
- 防犯性を強化できる
選ぶドアの種類によるものの、リフォームによって断熱性や採光性、通気性などを高められるでしょう。カードキーのドアなら操作性もよくなり、防犯性を強化することも可能です。玄関ドアをリフォームするメリットについて詳しく紹介している記事もありますので、ぜひご覧ください。
関連記事:玄関ドアをリフォームするメリットとは?交換方法や費用、補助金を解説
まとめ
玄関ドアはリフォームが可能です。「古くなってきた」「寒い」などのお悩みがあるなら、リフォームを検討してみませんか。玄関ドアの種類によっては、カバー工法でリフォームできます。
カインズリフォームでは玄関ドアのリフォームも可能です。リフォームに興味をお持ちでしたら、ぜひご相談ください。
※当ページのコンテンツや情報において、カインズリフォームでは、取り扱いが異なる場合や取り扱いのない場合がございます。
玄関ドア | カインズ・リフォーム