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砂利敷きの費用を解説!DIYに必要な道具&業者依頼の相場

2023年10月14日
砂利敷きの費用を解説!DIYに必要な道具&業者依頼の相場

庭や外構・駐車場の雰囲気を一新でき、雑草対策や防犯対策も期待できる「砂利敷き」。はじめての砂利敷きの場合、気になるのが費用ですよね。

「砂利敷きを自分でした場合、どんな道具が必要なの?費用はどれくらい?」
「業者に依頼した場合の費用相場は?」
「費用をおさえて砂利敷きをする方法を教えて!」

この記事では、砂利敷きの費用について徹底解説!作業工程ごとに必要な道具や、砂利の種類と価格をくわしくご紹介します。また、砂利の選び方や、砂利敷きの費用を安くするポイントもご紹介。みなさんの疑問にお答えします!

砂利敷きの費用について知りたい方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

【DIY】砂利敷きの費用相場

砂利敷きの費用|作業工程ごとに解説
砂利敷きを自分で行った場合、30㎡の広さであれば6〜15万円程度が費用相場です。砂利敷きといっても、単に砂利を敷けばよいわだけではありません。きれいな砂利敷きを保つためには、下準備の整地や除草がとても大切。そのために必要な道具があり、お持ちでない場合は揃える必要があります。

ここからは、砂利敷きの作業工程4つのステップと、それぞれの工程で必要な道具と費用を解説します。

除草

砂利敷きの下準備としてまずはじめに、砂利を敷く場所に生えている雑草を取り除きましょう。草むしりをせずに砂利敷きをすると、残っている雑草が成長して砂利の間から飛び出してしまいます。必ず草を根元から1本も残さずに除去するのが、きれいな砂利敷きを維持するためのポイントです。草の量が多い場合は、草刈りの前に除草剤をまくとよいでしょう。

【必要な道具と価格の目安】
道具名 価格の目安
レーキ 1,500~8,000円
500~2,500円

 

土ならし・地固め

次に、地面を平らにならす「土ならし」を行います。地面に凹凸のある状態では、砂利を均一の厚みに敷けません。また、水たまりができやすくもなるため、できるだけ凹凸がなくなるよう土ならしをしましょう。狭い範囲ならシャベルなどで作業できますが、広い範囲の場合はレーキやトンボ、ジョレンなどの道具を使うと効率的です。

上を歩く場所であれば、土をならしたあとタンパーを使って踏み固める「地固め」を行うと、歩いたときに沈まない強固な下地が作れます。

【必要な道具と価格の目安】
道具名 価格の目安
レーキ、トンボ、ジョレン 2,000~8,000円
タンパー 3,000〜12,000円

 

防草シート敷き

次に行うのが、雑草の発生を抑制するシ「防草シート」敷く作業です。防草シートを敷かないと、砂利の隙間から雑草が生えてきてしまい、見た目も悪く草むしりの手間もかかってしまいます。防草シートを敷く際に大切なのは、隙間ができないように少し重ねて敷くこと。敷く場所ぴったりのサイズではなく、多少余裕があるサイズを準備しましょう。

また、除草シートの代わりに雑草ストップ機能のある「防草土・防草砂」を利用するのも◯。上から水をまけば1日〜3日ほどで固まり、DIYでも扱いやすいため人気です。

【必要な道具と価格の目安】
道具名 価格の目安
防草シート(1㎡当たり) 300円から800円

 

砂利敷き

最後の工程が砂利敷きです。砂利を均一な厚さで敷くには、除草や土ならしでも使用したレーキを使うと効率よく作業できます。はじめの砂利敷きの際だけでなく、普段のお手入れにも使用できますので、1本持っていると便利ですよ。砂利の価格は選ぶ種類によって変わるため、次の項目でご紹介します。

【必要な道具と価格の目安】
道具名 価格の目安
砂利 300円 / 10kg〜
レーキ 1,500~8,000円

 

砂利の種類|特長と価格を解説

砂利はサイズ以外にも、原料の石や岩によって種類が分けられます。それぞれ色や形状・質感が異なるため、選ぶ砂利の種類によって砂利敷きをする場所の印象は大きく変わります。また、砂利の種類によって価格も変わります。1袋の価格は大差なくても、広い範囲に敷く場合は費用がはねあがるので注意が必要です。あらかじめ予算を決めておくとよいでしょう。

砂利を敷く適切な厚さは砂利のサイズにもよりますが、一般的に3〜5cmがよいと言われています。 その厚さに砂利敷きをする際に必要な砂利の重さは、1㎡につき60~80kgほどが目安です。

ここからは、主な砂利の種類と価格をご紹介します。ぜひ、砂利を選ぶときの参考にしてください。

白玉砂利

白玉砂利

庭に敷く砂利として定番人気なのが「白砂利」です。光をよく反射するため、明るく品のあるモダンな雰囲気が作れます。色落ちする心配もありません。一方で、雨で汚れる、落ち葉などのゴミが目立つのがデメリットです。

【カインズの参考商品】
ガーデンストーン ホワイト 10kg【SU】|448円(税込)|1㎡(厚さ3cm)に4〜5袋が目安
https://www.cainz.com/g/4580420612756.html

さび砂利

さび砂利
「さび砂利」は、白系の砂利が茶色くサビたもの。白から赤サビ色の明るいアンバーカラーが美しい高級砂利です。おしゃれで落ち着いた雰囲気を作ることができ、和風だけでなく洋風にもマッチします。広い庭全体に使うと費用が高くなるので、使うポイントを絞るとよいでしょう。

【カインズの参考商品】
サビ砂利 10Kg 3分|880円(税込)|1㎡(厚さ4cm)に3袋が目安
https://www.cainz.com/g/4936695248235.html

五色砂利

五色砂利
「五色砂利」は、白、赤、グレー、青、黄色などの砂利をミックスしたのが和風砂利。ぬれるとそれぞれの色が鮮やかに美しくなります。華やかな和テイストを演出したい場所に最適です。

【カインズの参考商品】
ファイブカラーズストーン 10kg|398円(税込)|1㎡(厚さ3cm)に4〜5袋が目安
https://www.cainz.com/g/4525004028356.html

ピンク系角砂利

ピンク系角砂利
淡いピンク色とゴツゴツとした角のある形状が洋風の雰囲気をもつ「ピンク系角砂利」。イングリッシュガーデンやナチュラルなロックガーデンに最適で、レンガとの相性もよいのが特長です。淡い色合いのものを選べば、明るい印象のお庭にまとまります。

【カインズの参考商品】
砂利 ガーデンロック ピンク 10kg 428円(税込)|1㎡(厚さ3cm)に4〜5袋が目安
https://www.cainz.com/g/4525004028295.html

駐車場におすすめ|砕石(さいせき)

砕石
「砕石(さいせき)」は天然の岩石を機械で人工的に細かく砕いたもの。角が残っているため、石と石がしっかりと組み合い、地盤がしっかり締まるのが特長です。人工的に作るものであるため、天然の砂利にくらべて安価なのもメリットです。

【カインズの参考商品】
砕石 6号 20Kg|298円(税込)|1㎡(厚さ3〜5cm)に3〜4袋が目安
https://www.cainz.com/g/4965888093154.html

外構におすすめ|防犯砂利

防犯砂利
軽く踏んだだけでザクザクと大きな音が出るように作られたのが「防犯砂利」です。音を嫌がり不審者が侵入しにくくなるのがメリットです。防草効果があるものもあります。

主にガラス製、天然石や溶岩、セラミック製の3種類あります。ガラス製は安価で音が大きいため、高い防犯効果を期待できます。しかし、鋭利なため転ぶと怪我をする可能性があり、小さなお子さまが歩く場所には避けたほうがよいでしょう。天然石・溶岩、セラミックは価格が高いため、広い場所に敷きたい場合は注意が必要です。

【カインズの参考商品】
防犯ジャリ ホワイト 20リットル【SU】|980円(税込)|1㎡(厚さ4cm)に2袋が目安
https://www.cainz.com/g/4936695656535.html

砂利のサイズの選び方|用途にあわせたサイズを選ぼう

砂利のサイズの選び方
砂利にはたくさんの色や大きさ、形状があり、選ぶ砂利によってその場所の印象は大きく変わります。しかし、こんな雰囲気にしたいというイメージだけで決めてしまうのはおすすめできません。砂利敷きをしたあとの空間を快適にするためには、選ぶときのポイントとして、場所や用途にあわせたサイズを選ぶことがとても大切です。

ここからは、砂利の大・中・小サイズごとに適した場所や用途について解説します。

大サイズ(4cm以上)|植樹の周りや花壇に

4cm以上のゴロゴロとした大きめサイズの砂利は、存在感の強さが特長。デザインのポイントにしたい場所や、視線を集めたい場所に適しています。植樹の周りや花壇などにおすすめです。大きめの砂利の存在感は、デメリットは上を歩く場所には不向きなこと。日常的に通る場所には用いないほうがよいでしょう。

中サイズ(2〜4cm)|一般的なお庭や駐車場、ぬかるみ対策に

中サイズの砂利は使い勝手がよく、どんな場所にもなじむ大きさです。離れた場所から見ても質感や素材感がわかるため、雰囲気づくりにも一役買ってくれます。上を歩くのも問題がなく、ぬかるみ対策をしたい場合にもこの中サイズがおすすめです。

小サイズ(2cm未満)|人が歩く場所や庭一面に敷き詰めたい場合

小サイズの砂利は、アプローチや庭一面など、人が歩く場所に広く敷き詰めたい場合におすすめです。中サイズ以上に比べ、ならすと質感が均一になり、スッキリした印象を作れるのが特長です。また、小サイズの砂利は歩くとザクザクと音がしやすいため、防犯対策効果を期待できます。

【業者に依頼】砂利敷きの費用相場

業者に砂利敷きを依頼する場合の費用相場
庭や駐車場などに砂利をしたいけれど、整地や重い砂利を運ぶのを自分でするのはたいへんそう…そんな方は、業者に依頼するのがおすすめです。自分で行うより費用はかかりますが、除草や土ならしから依頼すれば、やはりプロならではの美しいしあがり、長い期間美しさを保てるでしょう。ここからは、砂利敷きを業者に依頼した場合の費用相場について解説します。

費用相場は5,000円~10,000円/1㎡が目安

業者に依頼した場合、1㎡あたりの費用相場5,000円~10,000円が目安です。30㎡の庭を依頼する場合は、150,000円~300,000円程度と考えておくとよいでしょう。

しかし、ここで注意していただきたいのが、砂利敷きの費用にどの工程が含まれるかは業者によって異なる点。草刈りや整地に関する作業それぞれ個別に費用がかかる業者もあれば、草刈りから砂利敷きまですべての工程を一式として含んでいる業者もあります。ほかの業者より安いと思って選んだのに別途費用がかさんで高くなるケースもありますので、事前にどこまでの工程が含まれるか確認しておきましょう。

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砂利敷きの費用を安く抑えるポイント

砂利敷きの費用を安く抑えるするポイント

芝生やコンクリートに比べて砂利敷きはリーズナブルなのが特長。しかし、とくに広い範囲に砂利敷きをしたい場合は、少しでも費用を安く抑えたいですよね。砂利敷きの費用を抑えるには、下記の2つのポイントがあります。DIYと業者のどちらの場合にも共通です。

  • 安価な砂利や砕石を選ぶ
  • 敷く厚みをギリギリまで薄くする

業者に依頼する場合は、はじめの段階で予算を伝えておくと、その範囲内で適した砂利を提案してしてくれるでしょう。

まとめ

本記事では、砂利敷きの費用について徹底解説。作業工程と必要な道具、砂利の種類と価格を詳しくご紹介しました。また、砂利のサイズの選び方や、費用を安く抑えるポイントもご紹介しました。ここまで読んでいただき、砂利敷きに関する疑問は解決できましたか?

カインズリフォームの「くらしサポート」では、砂利敷きを承っております。自分で行うのが難しい方は、店頭やWebフォームから、ぜひお気軽にご相談ください。

※当ページのコンテンツや情報において、カインズリフォームでは、取り扱いが異なる場合がございます。

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