
家電メーカーでもあるパナソニックは、洗面台などの住宅設備製品でも、機能的な特徴がアピールされています。この記事では、パナソニック製洗面台のおすすめモデルや、お得にリフォームする方法を紹介します。洗面台のリフォームを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
※各補助金の金額や要件などは、2024年7月時点の情報です。
パナソニックの洗面台の特徴
住宅設備メーカーとしても、大きな存在感を持っているパナソニック。同社の製品が持つ特徴的な機能や設計について紹介します。
鏡を使いやすくする照明
パナソニックの洗面台に採用されている「美ルック ツインラインLED照明」では、鏡に縦型の照明を設置することで、上からの照明で影になりやすいあごの下や顔の側面、手元まで照らせる設計となっています。また、照明の光は自然な肌の色に感じられるよう、黄色味を抑えるといった調整もされています。これにより、メイクや髭剃りといった、洗面台で鏡を見るシーンでの使いやすさが大きく向上するでしょう。
スマート機能
照明や水栓を触らずに操作できる、センサー式のタッチレススイッチを搭載しているモデルもあります。水や石鹸が手についた状態でも操作できる利便性が得られるとともに、レバー等のないすっきりとしたデザインになることも特徴です。
家電に対応した優れた収納性
キャビネット部分は「すっきり家電収納」を謳っており、ドライヤーやシェーバー、多様な美容家電まで収納を意識した設計が採用されています。たとえば収納内部にもコンセントが設置されているため、充電器や電源アダプターをその都度つけ外しすることなく利用可能です。また、使った直後で余熱の残ったヘアアイロンを引き出しへそのまま収納できるパーツなども用意されています。
掃除やメンテナンスが楽な素材
パナソニックの洗面台では、撥水性・撥油性の高い有機ガラス素材の「スゴピカ素材」が多くのモデルで採用されています。汚れの原因となる水や油が染み込まないため、日常的な掃除はふき取るだけで手軽に行えることが魅力です。また、排水溝部分にもフチや隙間がなく汚れがたまりにくい設計を採用しています。
内部リンク>>洗面台の素材は何を選べば良い?ポイントや種類ごとの特徴を紹介
利便性を高める多彩な追加機能
ツインライン照明やタッチレススイッチなどのほかにも、鏡を手前に引き出せる「ミラくるミラー」や、洗面台下のキャビネットに収納できるフットケア専用台、吐水口からの距離で水流の強さが変化する「ツイストシャワー」、子どもの踏み台にもなる「ステップストッカー」といった、特徴的な機能を追加できるモデルもあります。生活スタイルに合わせた機能から、購入するモデルを選んでみるのも良いでしょう。
パナソニックの洗面台を選ぶポイント

パナソニックが展開している洗面台のなかで、製品を選ぶために確認しておくべきポイントを紹介します。
広さ・サイズを確認する
洗面台は、カウンターやキャビネットのサイズをいくつかの規格から選ぶ必要があります。とくに、洗面室の間口(横幅)が狭い場合は設置できないモデルもあるので注意が必要です。逆にスペースにゆとりがあれば、洗面台のカウンター延長やキャビネット追加が可能となるでしょう。
内部リンク>>使いやすい洗面台のサイズとは?洗面台の種類や特徴も解説
用途から必要な機能を考える
「家族が多いため朝は洗面所が混み合う」といった家庭には、洗面ボウルを2つ並べられるモデルが適しているでしょう。また、同じ室内に洗濯機などが置いてある場合は、掃除の楽な洗面台や、ゆとりのある収納キャビネット、作業スペースになるカウンターなどがあれば便利になります。洗面台を使う際の日常的なシーンをイメージして、どのような機能性にこだわりたいかを念頭にモデルを選択していくことをおすすめします。
予算に応じてプランを選択する
パナソニックの洗面台は、同じシリーズでも20万円台から100万円以上までと価格帯の幅が広くなっています。これは、サイズはもちろん、選んだ機能やキャビネットによって大きく値段が変わってくるためです。どのようなポイントにこだわるか、追加したい機能はどれか、あらかじめ優先順位を決めておき、予算内でどこまで実現できるかを考えていく必要があるでしょう。
おすすめのパナソニックの洗面台
パナソニックの洗面台について、シリーズごとの特徴や価格帯などのデータをまとめました。
Lクラス ラシス | 上質な空間を演出するモデル

「高級感のあるデザインや質感にこだわりたい」という場合に適したモデルです。カウンターには天然石の風合いを持つ素材や、スタイリッシュな一体型のデザインなどを選択でき、1mm単位でのサイズオーダーにも対応しています。また、キャビネット扉はもちろん、取手や引き出しレールといった細部の部品にも上質感のある素材が用意されています。
価格帯 |
29万3,000円~ |
間口サイズ |
90cm~165cm
※サイズによって対応できないプランもあります。 |
カラー |
【カウンター】11色
【キャビネット扉】9色 |
バリエーション |
L型カウンター、コスメカウンター、スゴピカ素材、2ボウル、ツインラインLED照明、タッチレス水栓・照明 など |
ウツクシーズ | 清潔さと使いやすさを両立

家族で利用することを想定し、掃除のしやすさや収納性などを重視したモデルです。水や油をはじくため掃除も楽な「スゴピカ素材」のカウンターや、抗菌加工に対応しています。また、ミラー裏や洗面台下キャビネットには、家電などの収納にも配慮した大容量のスペースが設けられています。
価格帯 |
21万3,000円~ |
間口サイズ |
75cm~120cm
※サイズによって対応できないプランもあります。 |
カラー |
【カウンター】1色
【キャビネット扉】14色 |
バリエーション |
スゴピカ素材、ツインラインLED照明、タッチレス水栓・照明、抗菌加工アイテム など |
シーライン | 暮らしや空間に合わせられる多彩なプラン

間口サイズが小型から大型まで細かく規格化されており、洗面室に適したサイズを選びやすいことが特徴です。また、子どもの目線でも使いやすい高さに鏡を設置できるミドルミラーや、メイクがしやすいワイドカウンターに対応するなど、家族構成に合わせた構成プランが用意されています。
価格帯 |
21万9,000円~ |
間口サイズ |
75cm~180cm
※サイズによって対応できないプランもあります。 |
カラー |
【カウンター】2色
【キャビネット扉】16色 |
バリエーション |
スゴピカ素材(水栓)、ツインラインLED照明、タッチレス水栓、抗菌加工アイテム など |
エムライン | 耐久性とコンパクト設計
洗面ボウルに、衝撃に強く割れにくい人造大理石を採用したモデルです。洗面台下のキャビネットは奥行き約420mmと、コンパクトな設計により省スペースな洗面室にも設置しやすい設計となっています。サイズやプランのバリエーションを限定しており、その分価格も抑えたシンプルなモデルです。
価格帯 |
16万7,000円~ |
間口サイズ |
60cm・75cm
※サイズによって対応できないプランもあります。 |
カラー |
1色 |
バリエーション |
ミラーキャビネット(1面鏡・3面鏡) など |
お得にパナソニックの洗面台へリフォームするには?
補助金などを活用することで、お得に洗面台のリフォームを行える可能性があります。パナソニックの製品に適用しやすいものを紹介します。
補助金制度の活用
洗面台のリフォームに適用できる補助金制度はいくつかあります。たとえば「子育てエコホーム支援事業」は、住宅を省エネ化するためのリフォーム投資にも使える補助金制度です。洗面台に関連するものとしては、節湯水栓の設置で1台5,000円の補助を受給でき、パナソニックの洗面台では全シリーズが対応しています。子育てエコホーム支援事業では他の箇所のリフォームと合わせて、補助金額が5万円を上回った場合に申請可能です。このほか、車いす用の洗面台を取り付ける場合には介護保険の補助金対象になる場合や、市町村の自治体でリフォームに関する補助金を設定している場合もあります。
リフォーム会社を吟味する
リフォームでは、製品価格に加えて工事費用が必ず発生します。同じ製品を設置する場合でも、リフォーム会社によって費用が大きく変わる場合もあるため、複数の会社で見積をとっておく方法がおすすめです。カインズでは、各種補助金の申請作業を代行し、補助金額をお支払いの時点で引いた金額での工事に対応しています。水回りや住宅省エネ化のお得なパッケージプランなども用意しておりますので、ぜひご検討ください。
内部リンク>>洗面台のリフォームにかかる費用相場や注意点のポイントを解説
まとめ
パナソニックの洗面台は、照明や収納の機能性の高さが特徴となっています。選択する機能やオプションによって価格幅も大きく変わってくるため、快適な洗面室へとリフォームするには、どのように利用するかを具体的にイメージしながら選ぶことが重要といえるでしょう。
カインズのリフォームでは、他にも人気メーカーの洗面台をはじめとする多彩なラインナップをそろえています。水回りや省エネ住宅化に関わるお得なキャンペーンも実施していますので、洗面台のリフォームを検討中であればぜひお気軽にご相談ください。
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