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テラス囲いをおしゃれに!3つのポイント&後悔しない選び方を解説

2023年09月27日
テラス囲いをおしゃれに!3つのポイント&後悔しない選び方を解説

開放的な気分を味わえたり、雨の日でも洗濯物を干せたりと、さまざまなシーンで役に立つテラス囲い。

しかし、商品のバリエーションも多いため、「どのように選んだらいいのかわからない」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか?

この記事では、「自宅におしゃれなテラス囲いを設置したい」という方に向けて、次のトピックを掘り下げて解説します。

  • テラス囲いをおしゃれにする3つのポイント
  • 商品選びで失敗しないための注意点
  • テラス囲いのメリット・デメリット

最後にテラス囲いの設置費用や工期の目安も解説しますので、これからテラス囲いを設置する方はぜひ参考にしてください。

 

テラス囲いをおしゃれにする3つのポイント

テラス囲いは商品のバリエーションが多く、同じ商品の中でもサイズやカラーなどさまざまな選択肢があります。

「おしゃれなテラス囲いを設置したい」という方は、まずは次の3点に注目して商品を絞ってみましょう。

  • 床の素材
  • 屋根の形
  • 設置方法

1. 床の素材

テラス囲いをおしゃれにする3つのポイント 床の素材

テラス囲いの見た目を大きく左右するのが、床の素材です。テラス囲いの床に用いられる素材としては、主に次の3つが挙げられます。

  • ウッドデッキ材
  • 石材・レンガ
  • 土間コンクリート

ウッドデッキ材

おしゃれな雰囲気のテラス囲いにしたいなら、素材はウッドデッキ材にするのがおすすめです。

ウッドデッキ材はナチュラルな印象を与えることができ、どんな家でもなじみやすいのがメリットです。フローリングと同じ木材を使えば、リビングの空間が広がったような感覚で家の中を広々と使えるでしょう。

ウッドデッキ材には、大きく「天然木」と「人工木」の2種類があります。経年劣化を楽しめるのは天然木ですが、より手入れが簡単でささくれなどが起きにくいのは人工木です。仕事や子育てなどで家事の負担を少しでも軽くしたい方は、人工木を選ぶのが良いでしょう。

石材・レンガ

床材を石材やレンガにすると、洋風でおしゃれな雰囲気を演出できます。ウッドデッキ材に比べて費用は少々高くなりますが、それだけ高級感もあり、大人な雰囲気を出しやすいでしょう。

石材やレンガは表面が硬いことから、物を落とすと壊れやすくなってしまうため、小さい子供がいる家庭よりはシニア世代などに向いている素材といえます。

土間コンクリート

床材を土間コンクリートにすると、モノトーンでおしゃれな印象に仕上げることができます。見た目は無機質に感じられることもありますが、それだけシックでシンプルな雰囲気が魅力となります。

ただし、家の雰囲気によってはミスマッチとなることもあるため、家全体がシックな印象にまとまっていることが前提となります。

2. 屋根の形

テラス囲いをおしゃれにする3つのポイント 屋根の形

テラス囲いをおしゃれにするうえで、意外と重要なのが屋根の形です。テラス囲いの屋根には主に次の2つがあり、それぞれ見た目や特性が大きく異なります。

  • フラット型
  • アール型

フラット型

「フラット型」は、直線をベースにした形の屋根を指します。スタイリッシュでシャープな印象となり、おしゃれな雰囲気に仕上げたい方にはぴったりでしょう。

デメリットとしては、雨や雪が溜まりやすい点が挙げられます。特に積雪量の多い地域では雪の重みによって屋根が破損してしまう恐れがあるため、耐積雪量を事前に確認しなければなりません。

アール型

もう一つの「アール型」は、全体に丸みを帯びた形状の屋根を指します。

デザイン性ではフラット型の方が優れていますが、全体的に優しく可愛らしい印象に仕上げたい方に向いているでしょう。フラット型に比べて雨や雪も溜まりにくく、家のデザインを問わずマッチしやすいのが特徴といえます。

3. 設置方法

テラス囲いをおしゃれにする3つのポイント 設置方法

おしゃれなテラス囲いを設置するなら、前提として設置方法についても確認が必要です。テラス囲いの設置方法には大きく次の3つがあり、どれを選ぶかによって見た目にも大きな違いが生まれます。

  • デッキ納まり
  • 床納まり
  • 土間納まり

デッキ納まり

3つの設置方法の中でも特におしゃれに見えるのが、「リウッドデッキ収まり」です。木ならではの風味が出ることで、テラス囲い全体がナチュラルかつおしゃれな雰囲気に仕上がるでしょう。

ただし、デメリットとしては費用が高くなりやすいことが挙げられます。また、ウッドデッキが既にあることが前提となるため、新たに設置する場合はウッドデッキの設置費用も別途かかることになります。

床納まり

テラス囲いの設置方法でもっともスタンダードと言えるのが、「床収まり」です。

床収まりのメリットは、室内からそのままテラス囲いに入れることで、洗濯物を干すことをメインに考えている方にぴったりといえます。3つの設置方法の中でも費用が安くなりやすいため、「コストはあまりかけたくない」という方にも向いているでしょう。

土間納まり

地面レベルと同じ高さでテラス囲いを設置したい方には、「土間収まり」が向いています。

土間収まりのテラス囲いは、ペットの洗い場として使ったり自転車を保管したりと、ガレージのような感覚で利用することができます。ただし、コンクリートやタイルによる施工が必要となるため、費用が高額になりやすいのがデメリットです。

 

テラス囲いをおしゃれにするコツ

テラス囲いをおしゃれにするコツ

テラス囲いを設置するにあたって、「デザインに失敗したらどうしよう」と不安に感じる方も少なくないでしょう。

そんなときは、次の3点を意識することで、後悔するリスクを下げることができます。

  • 全体のカラーバランスを考える
  • インテリアを設置する
  • 自然の風味を取り入れる

全体のカラーバランスを考える

テラス囲いを設置するうえでは、全体のカラーバランスがとても大切です。

具体的には、次の3点を意識することで、全体としてまとまりのある印象に仕上げることができます。

  • 床・屋根・囲いは同系統の色にする
  • サッシの色と合わせる
  • エクステリアと合わせる

色の種類としては、アルミカラーのほか単色モデル(ブラック、ブラウン、ホワイト、シルバーなど)もあります。どちらを選ぶにしても、一色に統一することで全体としてまとまりのあるおしゃれな印象に仕上がるでしょう。

インテリアを設置する

テラス囲いをおしゃれにする方法として、内部にインテリアを設置するという方法があります。

たとえば、内部におしゃれなテーブルや椅子を置けば、それだけで見た目が華やかになり、ティータイムや読書など好きな時間を快適に過ごすことができます。

テラス囲い全体の印象を壊さないためにも、インテリアは木製家具などできるだけシンプルなデザインを選ぶと良いでしょう。

自然の風味を取り入れる

インテリアのほかにも、観葉植物など自然の風合いを取り入れることで、おしゃれな印象に仕上げることができます。

ただし、花や野菜などを育てようとすると、高温多湿により枯れてしまうこともあります。テラス囲いは温度や湿度の管理が難しいため、プラスチックなどでできたイミテーションの植物を飾ってみるのも選択肢の1つといえます。

 

テラス囲いのメリット

テラス囲いのメリット

テラス囲いのメリットとしては主に次の3つが挙げられます。

  • 開放的な雰囲気がある
  • 雨の日でも洗濯物を干せる
  • 花粉やPM2.5から守る

開放的な雰囲気がある

テラス囲いを設置すると、プライバシーを守りつつも開放的な雰囲気を味わうことができます。

窓を開け放てば風も吹き込んでくるため、暑い日でも比較的過ごしやすいと言えるでしょう。家族でバーベキューを楽しんだり、ティータイムを過ごしたりできるのは、テラス囲いならではの醍醐味といえます。

雨の日でも洗濯物を干せる

テラス囲いを設置すれば、天候を気にすることなく洗濯物を干すことができます。特に洗濯物が乾きにくい梅雨や冬などは、コインランドリーに行く手間や費用を節約できるでしょう。

また、テラス囲いは日光が当たりやすいように設計されているため、室内干しよりも乾きやすいのがメリットです。生乾きによるにおいが発生するリスクも低く、年間を通じて快適に洗濯物を干すことができます。

花粉やPM2.5から守る

テラス囲いの窓を閉め切ることで、洗濯物を花粉やPM2.5などから防ぐことができます。

特に春先の洗濯は、花粉症の方にとっては死活問題です。密閉されたテラス囲いに干せば、花粉が洗濯物につくこともなく、屋外に干すのに比べて洗濯物も乾きやすいでしょう。

花粉症のほかにも、アレルギーや小さい子供がいる家庭にとっては、外気の影響を受けずに洗濯物干せるテラス囲いのメリットは大きいといえます。

 

テラス囲いのデメリット

テラス囲いのデメリット

一方でテラス囲いのデメリットとしては次の3点が挙げられます。

  • 夏は暑く冬は寒い
  • 固定資産税の対象になるケースがある
  • 雨の音が気になる

夏は暑く冬は寒い

テラス囲いは密閉された空間であるぶん、夏は暑く冬は寒くなりやすいというデメリットがあります。特に夏場は熱気がこもりやすく、サウナのように感じられることもあるかもしれません。

対策としては、断熱性の高いカーテンをつけたり、熱線カット効果のある屋根材を取り付けたりといった方法が考えられます。こうした影響を考えると、テラス囲いをもっとも快適に利用できるのは春か秋と言えるでしょう。

固定資産税の対象になるケースがある

テラス囲いを設置すると、固定資産税の対象となることがあります。

固定資産税の対象になるかどうかは、自治体の判断によって異なります。そのため、「このモデルには固定資産税がかかる」などと言い切ることはできません。

固定資産税が増額すると、その後毎年税金の負担を強いられることになります。あとになって費用面での負担が増えないよう、事前に役所の窓口などで確認しておくのが賢明でしょう。

雨の音が気になる

テラス囲いの内部は音が反響しやすいため、雨音が気になることがあります。特に寝室がテラス囲いに近すぎると、雨音が気になって眠れないということもあるかもしれません。

モデルによっては、雨音を吸収するタイプの屋根を取り付けられることもあります。近年はゲリラ豪雨のように激しい雨が増えているため、悪天候時の利用環境について考えると後悔するリスクも低くなるでしょう。

 

 

テラス囲いの費用相場&工期

テラス囲いの費用相場&工期

最後に、テラス囲いの費用相場や工事の日数について解説します。

費用相場は約50~100万円

テラス囲いを設置する際、費用相場は約50~100万円となります。

ただし、これはあくまで目安であり、サイズや素材によって価格は変動します。テラス囲いの面積が小さくなれば、それだけコストを抑えることが可能です。

工期は2~3日

テラス囲いの設置は、2~3日で終わるケースがほとんどです。規模によっては1日で終わるケースもあるため、週末などに気軽に依頼しやすいでしょう。

なお、テラス囲いの設置中は洗濯物を干せなくなる可能性もあります。毎日洗濯が必要な家庭は、別の場所に洗濯台を設置したり、コインランドリーを使ったりと、何かしらの対策が必要になります。

 

おしゃれなテラス囲いならカインズへ

当記事の内容をおさらいすると、テラス囲いをおしゃれにするなら以下の3つを取り入れるのがおすすめです。

  • 床の素材:ウッドデッキ材
  • 屋根の形:フラット型
  • 設置方法:デッキ納まり

ただし、すべて取り入れれば必ずおしゃれになるというわけではなく、施工する場所や建物の色などによって最適な選択肢は異なります。もし「どうしたらおしゃれになるか、個別に相談したい」という方がいらっしゃれば、カインズの窓口にお気軽にご相談ください。

テラス囲いがおしゃれになれば家全体の印象も大きく変わり、テラスで悠々自適なひと時を過ごすことができます。是非この記事を参考に、自宅にぴったりなテラス囲いを見つけてください。

※当ページのコンテンツや情報において、カインズリフォームでは、取り扱いが異なる場合がございます。

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