おしゃれな物置は自宅や庭の外観のデザイン性を高めてくれます。とはいえ、物置の選び方が分からずに迷ってしまう方も多いでしょう。
「おしゃれな物置はどんなものがあるの?」「おすすめの素材は?」
このようにお悩みの方のために、今回はおしゃれな物置について徹底解説!おしゃれな物置の選び方や国内メーカーのおすすめおしゃれ物置を紹介します。
ぜひ参考にして、自宅のデザインにマッチするおしゃれな物置を選んでみてください。
※当ページのコンテンツや情報において、カインズリフォームでは、取り扱いが異なる場合や、取り扱いのない場合がございます。

おしゃれな物置のアイデア
物置のデザインによって庭の印象は大きく変わります。今回はイメージする庭のテイストごとにマッチする物置のデザインや、庭全体のレイアウトアイデアを紹介します。
キャラクターの物置でフレンチテイストに
ポップなイメージのあるキャラクターデザインですが、淡いクリームカラーのデザインなら一気に上品なフレンチテイストになります。カインズでは、ほかでは買えないディズニーデザインの物置を販売しています。

お子さんはもちろん、大人が見ても楽しめる物置は、ナチュラルなウッドやグリーンと相性がいいので、ウッドデッキや木の目隠しなどを取り入れている庭になじみやすいでしょう。
アウトドアやアメリカンな雰囲気が好きならダークカラーの物置がおすすめ
イナバ物置「ナイソーシスター」(画像出典:イナバ物置)
引用元:イナバ物置
ダークカラーの鋼板物置はアウトドアな雰囲気が魅力的。外壁に鋼板を採用している家はもちろん、ウッドや塗り壁など、さまざまな雰囲気にマッチします。
ガーデニングを楽しみたい方はもちろん、バイクが趣味の方にもおすすめです。
コンパクトな物置なら玄関のアクセントに
シンプルかつコンパクトな物置は、まるでインテリアのような感覚で庭のどんな場所にも設置できるのが魅力です。木目調やカラーが映える物置なら、庭のアクセントに。とくに木目調やブラウンの扉は、コンクリートの庭にあたたかみをプラスしてくれます。

物置はガレージのように第二の部屋として楽しむこともできる

屋根に動きのある物置は、第二の部屋として、空間を広々と使えるのが魅力です。見た目にインパクトがあるので、まっさらな状態のエクステリアにも映えます。
ブラックカラーは男前な印象に、ホワイトやクリームカラーを選ぶとナチュラルテイストに仕上がります。
もっと自分好みにするならDIYでリメイクがおすすめ
自分好みのカラーの物置が見つからない、もっとオリジナリティを出したいという方は、既製品をリメイクするという方法も。塗料やリメイクシートでお好みのカラーにしたり、ステッカーをはったりすれば、自分好みのデザインにDIYできます。
DIYする際の塗料は、ウレタン塗料やシリコン塗料などの屋外の鉄に適した塗料がおすすめ。リメイクシートも屋外用のものや、耐水性のあるものを選びましょう。
デザイン以外にもチェックしたい!物置の選び方
サイズが大きく頑丈な物置は、一度購入したらそう買い替えるものではありません。おしゃれな見た目が気に入ってデザインだけで決めてしまうと、のちに不便に感じて後悔することも。ここからは、物置を購入する前にチェックしておきたい4つのポイントを解説します。
サイズ
物置の購入を考える際、はじめにしてほしいのが物置を設置したい場所の確認です。基本的に物置には、物置本体のサイズに加えて、前後左右に約10cm~20cmの作業スペースが必要です。扉タイプの場合はさらに扉を開閉するためのスペースも必要になります。
また、軒下などに設置したい場合は高さも確認しておきましょう。物置の設置には下に基礎ブロックを置く必要があり、物置本体の高さ+ブロック約10cmが必要になります。この設置場所の確認から、設置可能な物置のサイズを把握した上で、収納したい物の大きさや量から実際に購入するサイズを決めるようにしましょう。
あわせて考えたいのが、「物置の中に何を収納するか」です。工具やガーデニング用品、キャンプ用、レジャー用品など、収納したい物のサイズや量も事前にある程度想定しておくと、物置のスペースを無駄なく活用できます。
物置収納に適しているもの&適していないもの
ストーブや灯油のポリタンクを収納する際には、注意が必要です。真夏の物置内は50℃近くの高温になることがあるため、万が一灯油が残っていると火災につながることも。また、卓上コンロで使うガスボンベも、高温により爆発する危険性があります。屋外物置への収納は避けてください。
ほかにも適していないのは、食品や衣類、写真など、寒暖差に弱い性質のものや湿度が苦手なもの。基本的には、保管場所が「冷暗所」になっているものは、物置での保管は避けた方がよいでしょう。
扉の開き方
物置の扉にはさまざまなタイプがありますが、小型〜中型物置に多いのが「両開きタイプ」と「引き戸タイプ」。ここからは「両開きタイプ」と「引き戸タイプ」について、メリットデメリットをご紹介します。設置場所や収納したい物の大きさ・形状にはどちらの開き方が使いやすいのか?よく考慮した上で選ぶようにしましょう。
両開きタイプ
左右の扉をフルオープンできるのが両開きタイプ。大きなものでも出し入れしやすく、どこに何があるか全体を把握しやすいのがメリットです。しかし、物置の前面に扉の開閉スペース+作業スペースが必要になるため、壁に挟まれた狭いスペースには設置が難しいタイプです。
引き戸タイプ
小型〜中型物置に最も多いのが引き戸タイプ。左右どちらからも開閉でき開閉スペースが不要なため、設置場所を選びません。しかし、間口の約半分までしか開かないため、横幅の大きなものは入れにくいのがデメリットです。
素材
雨風にさらされる屋外に設置する物置には、高い強度や防水性が必要です。おすすめなのはスチールなどの金属製の物置。耐久性が高く経年劣化も少ないため、長く使えるのがメリットです。また、重さがあるため持ち去られる心配もありません。
物置の金属素材として、とくに近年人気なのが「ガルバリウム鋼板」。高い耐久性に加えて自己修復作用もあるため、物置だけでなく建築物の屋根や壁にも使われている素材です。アルミと亜鉛の合金をメッキした独特の風合いを持った金属で、無機質でシャープなデザインに向いています。
費用
物置を設置するときは、本体価格以外に工事費用がかかるのが一般的です。工事費といっても、組立工事のみを依頼する場合と、基礎工事から転倒防止工事までを行うのとでは、コストに差が出ます。
また、物置の工事費はデザインやサイズによってさまざまです。小さい物置の工事費は約3万円〜、バイクなどを保管できる大型な物置の場合は50万円以上かかることもあります。
カインズおすすめのおしゃれ物置
ここからは、国内の定番・人気メーカーからおすすめのおしゃれ物置を6点ご紹介します。どんな庭にもなじみやすいシンプルなデザインが揃っています。ぜひお気に入りの物置を見つけてください。
イナバ物置「シンプリー」
イナバ物置「シンプリー MJX-116E」
「100人乗っても大丈夫!」のインパクトのあるテレビCMで認知度の高いイナバ物置を製造しているイナバ(稲葉製作所)は、家具・物置メーカー。ダストボックスサイズから、倉庫やガレージまで幅広く製造・販売しています。
なかでもおすすめなのは「シンプリーMJX」シリーズ。名前のとおりシンプルな外観デザインで、どんなお庭とも調和するデザインの物置です。扉カラーは4色シックなグレー・ブラウン系だけでなく、やさしいジェードグリーンも選べます。
特長的なのは、全88種類というサイズ展開の豊富さ。これだけあれば、設置場所や収納量にぴったりのサイズが見つかりますね。棚板の高さは、棚フックで簡単に調節が可能。鍵はプッシュ式で鍵がなくても仮ロックができます。また、換気はできてもほこりは入らない仕様になっており、細部まで配慮した設計になっています。
本体価格 |
60,000〜173,000円+標準組立費+転倒防止工事費 |
サイズ |
全88サイズ
間口 :7サイズ(900、1100、1320、1520、1740、1940、2160mm)
奥行き:5サイズ(415、515、615、755、905mm)
高さ :5サイズ(903、1103、1303、1603、1903mm) |
素材 |
スチール ウレタン塗装 |
扉カラー |
4色(チャコールグレー、ジェードグリーン、プラチナシルバー、エボニーブラウン) |
扉の開き方 |
引き戸 |
▼イナバ「シンプリー」シリーズの商品一覧

ヨドコウ「エルモ」
ヨドコウ「エルモ LMD-1508」
ヨドコウ(淀川製鋼所)のヨド物置は、ヨド物置を始めとするエクステリア商品などを製造・販売する鉄鋼メーカー。ヨド物置は、耐久性に優れた「ガルバリウム鋼板」を使っているのが特長。プレコートカラー鋼板は、ガルバリウム鋼板の上にさらに耐候性に優れた焼き付け塗装を施した美しい高級鋼板です。
おすすめの中・大型物置「エルモ」シリーズは、全5色の扉カラーから選べます。なかでも、ダークウッドやショコラウッドは木目調デザインになっており、よりお庭になじみやすいデザインです。
また、3枚扉で大きく開いて出し入れしやすく、扉下のレールがないためスムーズに開閉でき、ゴミ詰まりの心配もありません。大きな取手「握りん棒」で、両手がふさがっていても、ひじなどで開閉ができるため、荷物を両手で運んで来た際、荷物を一旦おろすことなく収納できます。
価格 |
178,200〜517,000円+標準組立費+転倒防止工事費 |
サイズ |
2連片引き戸タイプ 33種(ほか54種)
間口 :4サイズ(811、1,512、1,863、2,213mm)
奥行き:5サイズ(811、1,162、1,512、1,863、2,213、2,564、2,914mm)
高さ : 2,116〜2,129、2,356〜2,360mm) |
素材 |
ガルバリウム鋼板 |
扉カラー |
5色(カシミヤベージュ、スミ、エバーグリーン、ダークウッド、ショコラウッド) |
扉の開き方 |
引き戸 |
▼ヨドコウ「エルモ」シリーズの商品一覧

タクボ「グランプレステージ ジャンプ」
タクボ「グランプレステージジャンプ GP-157BF」
タクボ(田窪工業所)は、物置やガレージ・倉庫、家庭用の金属製品を製造・販売するメーカー。とくに物置は比較的手頃な価格で、そのコストパフォーマンスの高さが魅力です。
タクボの小型物置「グランプレステージ ジャンプ」シリーズの扉カラーは全6色。「ディープブルー」「トロピカルオレンジ」といった、他社にはないカラーが、お庭や玄関先のポイントになるデザインです。
扉上部には、2万回の開閉テストをクリアしたというベアリングが入った戸車が採用されており、開閉が軽くて静か。また、中から仮施錠を解除できるエマージェンシーノブを搭載しており、人が入っているのに仮施錠された場合は中からも解除することができます。
価格 |
63,000〜197,800円+標準組立費+転倒防止工事費 |
サイズ |
全81種
間口 :7サイズ(920、1120、1300、1488、1695、1879、2247mm)
奥行き:4サイズ(530、650、750、900mm)
高さ :5サイズ(1100、1400、1600、1900、2100mm) |
素材 |
スチール 高級焼付塗装 |
扉カラー |
6色(ムーンホワイト、カーボンブラウン、ディープブルー、トロピカルオレンジ、シルクホワイト、ナイトブラック) |
扉の開き方 |
引き戸 |
▼タクボ「グランプレステージジャンプ」シリーズの商品一覧

サンキン「ピアレス」
サンキン「ピアレス Peerless-1790」
サンキンは、ステンレスパイプなどの鋼管と物置・収納庫などのスチール製品の製造・販売するメーカー。開発から製造まで一貫して行っており、高い品質とお求めになりやすい価格が魅力です。
サンキン物置「ピアレス」は、美しい木目調デザインが目を引く物置。扉だけでなく、屋根や側板などすべてが一色の木目柄で統一されているのが、ほかにはない特長です。ホワイト系ウッド、ダーク系ウッドの2色から選べます。スチール製でもナチュラルな雰囲気をお求めの方におすすめの物置です。
価格 |
190,000円+標準組立費+転倒防止工事費 |
サイズ |
全2種
間口1735 × 奥行き952 × 高さ 1947mm |
素材 |
スチール カラー鋼板 |
扉カラー |
2色(ホワイトウッド、ダークウッド) |
扉の開き方 |
引き戸 |
▼ピアレスのシリーズの商品一覧

カインズ「グラッセ」
カインズ「グラッセ GLA-07N」
カインズの物置は、ホームセンターオリジナルならではの手頃な価格が魅力。小型物置なら34,800円(税込)から購入できます。
なかでも「グラッセ」シリーズは全6種類のサイズ展開で、置きたい場所にあったサイズが選べます。無駄な装飾のないシンプルなデザインで、カラーは1色シャンパンゴールドのみ。和洋どんなお庭にもマッチする落ち着いたカラーで、はじめての物置にもおすすめです。
価格 |
39,800〜255,000円+標準組立費+転倒防止工事費 |
サイズ |
全6種
間口 :6サイズ(1,054、1,638、1,743、2,289、2,835、3,803mm)
奥行き:6サイズ(500、750、1,222、1,465、1,768、2,314mm)
高さ :4サイズ(1,600、1,937、2,098、2,105mm) |
素材 |
スチール |
扉カラー |
1色(シャンパンゴールド) |
扉の開き方 |
引き戸 |
▼カインズ「グラッセ」シリーズの商品一覧

ダイケン「ガーデン®ハウスDM-Z」

ダイケンの「ガーデン®ハウスDM-Z」は、33種類の豊富なサイズバリエーションが魅力です。さまざまな庭に馴染むおしゃれなカラー展開で、開閉がスムーズな扉機構や操作しやすい大型取手など、機能性にも優れています。
扉は下レールのない上吊り戸で、寒冷地の凍上現象による影響を受けにくいのもポイントです。
価格 |
121,500円~362,500円+標準組立費+転倒防止工事費 |
サイズ |
33種
サイズ例
幅1323×奥行き2523×高さ2120mm
幅2523×奥行き1723×高さ2120mm
幅3323×奥行き2523×高さ2120mm |
素材 |
カラー鋼板、ガルバリウム鋼板 |
扉カラー |
2色(マグダムグリーン、ナチュラルホワイト) |
扉の開き方 |
引き戸 |

まとめ
物置を選ぶときは、自宅や庭といったエクステリアも含めて、バランスを見ながら検討するのがおすすめです。また、デザイン性だけでなくサイズや素材、機能性、費用などもあわせて比較すると、日常生活がより豊かになるでしょう。
おしゃれな物置を設置するなら、カインズにお任せください。カインズは長年にわたるリフォーム、エクステリア事業の実績があるため、設置工事を安心してお任せいただけます。カインズオリジナルデザインの物置も幅広くご用意しておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
※当ページのコンテンツや情報において、カインズリフォームでは、取り扱いが異なる場合や、取り扱いのない場合がございます。
