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お風呂・浴槽のリフォーム|種類やおすすめ商品・長く使うコツ

2025年03月28日
お風呂・浴槽のリフォーム|種類やおすすめ商品・長く使うコツ

お風呂や浴槽が古くなってきたら、リフォームを検討してみませんか。新しいお風呂なら機能性が高く、掃除も楽なため、快適に過ごせます。在来工法のお風呂なら、断熱性に優れたユニットバスに交換する方法もおすすめです。

本記事ではお風呂リフォームの種類やおすすめの商品、長く使うコツなどについて紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

※各補助金の金額や要件などは、2025年3月時点の情報です。

※当ページのコンテンツや情報において、カインズリフォームでは、取り扱いが異なる場合や、取り扱いのない場合がございます。

お風呂リフォームの種類

お風呂リフォームの種類

浴槽内部に傷やヒビが出たり、汚れが落ちにくくなったりしたら、お風呂リフォームを検討するタイミングです。特に目立った劣化が見られない場合であっても、リフォームによってお風呂の機能性を高められます。

お風呂リフォームの種類は、大きく分けると次の4つです。

  • 新しいユニットバスに交換する
  • 在来工法でリフォームする
  • 浴槽を交換する
  • バリアフリーにする

それぞれについて紹介していきます。

お風呂のリフォームの種類について詳しくは、以下の記事でも紹介していますので、ぜひ併せてご覧ください。

関連記事:お風呂のリフォームにはどのような種類がある?素材・方法を個別に解説

新しいユニットバスに交換する

お風呂リフォームの種類のひとつが、新しいユニットバスへの交換です。交換パターンとして「ユニットバスからユニットバス」「在来工法からユニットバス」があります。

現在は、在来工法からユニットバスへの交換が多く行われています。在来工法のお風呂をユニットバスに交換すると、断熱性が高くなり、掃除の手間も減らせるでしょう。

在来工法からユニットバスへの交換では、10日ほどバスルームが使えません。リフォームをする場合は、お風呂が使えない期間をあらかじめ確認しておきましょう。

在来工法でリフォームする

こだわりを活かしたいなら、設計の自由度が高い在来工法でリフォームする方法もあります。パターンは「在来工法から在来工法」「ユニットバスから在来工法」の2種類です。

ただし、在来工法へのリフォームにも時間がかかります。リフォーム期間の一般的な目安は7~10日です。もともと在来工法で床下が腐食している場合は、補強工事も必要です。

浴槽を交換する

お風呂リフォームなら浴槽のみを交換する方法もあります。一般的な浴槽の寿命は20~30年が目安です。古くなってきた場合は、浴槽の交換を検討してみましょう。

ただし、浴槽の設置方法によっては交換が難しくなる場合もあります。交換にかかる費用は浴槽の設置方法や材料などの要素で違ってくるため、業者への確認が必要です。

バリアフリーにする

お風呂リフォームでは、バリアフリーにする方法もあります。

バリアフリーで行われるのは、次のような工事です。

  • 手すりを設置する
  • 出入り口の段差を解消する
  • 滑りにくい床材に変更する
  • 浴室暖房機を導入する
  • 非常用の発信機を設置する

ご高齢の家族がいる場合、バリアフリーにすると快適かつ安全にお風呂が使えるようになるでしょう。条件を満たすバリアフリー工事には、補助金が活用できる場合があります。補助金の活用したバリアフリー工事を希望する方は、リフォーム業者に相談してみましょう。

関連記事:お風呂のリフォームに使える補助金・助成金一覧|注意点も解説

お風呂の浴槽選びのポイント

浴槽選びでの大きなポイントは、素材と形状の2つです。どのような素材・形状を選ぶかによって、浴室の雰囲気は大きく変わります。また、素材と形状はどちらも価格に影響する要素です。

浴槽の素材と形状についても、どのようなものがあるかチェックしてみましょう。

ポイント1. 素材

浴槽は素材の種類が豊富です。一般的には以下の素材が使われています。

  • FRP
  • 人工大理石
  • ステンレス
  • ホーロー

FRPとは繊維強化プラスチックのことで、浴槽や洗面台などに使われている素材です。大量生産が可能なFRPはリーズナブルな素材で、色やデザインなどの種類が豊富に揃えられています。

人工大理石は、主にアクリル樹脂などで作られた大理石風の素材です。耐久性で選ぶなら、おすすめは傷のつきにくいステンレスです。ホーローは見た目が美しく高級感があるものの、重量があるため2階には設置できません。

見た目だけでなく、お手入れのしやすさ・耐久性・価格なども比べて素材を選びましょう。

ポイント2. 形状

浴槽は形状も豊富で、それぞれ特徴が違います。

形状 特徴
ストレート浴槽 スタンダードなタイプで浴槽が深く肩まで浸かれる
コーナー浴槽 バスルームの角を活かした浴槽で洗う場所が広めに使える
斜め浴槽 広く使えて足を延ばせる
アーチ型浴槽 アーチ部分が薄くなっていて浴槽の縁を掴みやすい
Sライン浴槽 Sの字で少量のお湯でもゆったり浸かれる
ワイド浴槽 ワイドで浴槽内が広い

さらに、浴槽の内部には段差を設けられます。

  • フラットタイプ……段差がなく肩までお湯に使って温まれる
  • ベンチタイプ……底に段差があって半身浴を楽しめる

家族にとって使いやすい形状を選びましょう。

カインズおすすめのユニットバス

カインズおすすめのユニットバスを2つ紹介します。お風呂選びで悩むときの参考にしてください。

TOTO「サザナ S 1616タイプ」

 

サザナ S 1317サイズ | TOTO

TOTOの「サザナ」は、ベーシックなNタイプからハイグレードのPタイプまで、ラインナップが豊富です。

Sタイプはスタンダードなタイプで、「ゆるリラ浴槽」や「お掃除ラクラクほっカラリ床」など機能が充実しています。「ゆるリラ浴槽」は自然とリラックスできる姿勢に導く設計の浴槽です。「お掃除ラクラクほっカラリ床」は、床の内側にクッションがあってやわらかく、軽く擦るだけで汚れが落とせます。

壁・床・浴槽などのカラーや材質は好みに合わせて選ぶことが可能です。

LIXIL「リデア B 1616サイズ」

リデアセットプラン_FBD06A_B1616_1坪サイズ

LIXILのリデアBは、お手入れの手間を減らしたい方におすすめの戸建て住宅用ユニットバスです。リデアBには、楽な動作をサポートする「スマートエスコートバー」が搭載されています。シャワーは大型ハンドルで、操作がかんたんです。

ドアは、カビが発生しやすい浴室側のゴムパッキンがありません。カウンターはフラットなデザインとなっていて、ひと拭きで汚れが落とせます。

浴槽にはお湯が冷めにくい保温構造が採用されており、省エネが可能です。

浴室・浴槽を長持ちさせるコツ

浴室や浴槽は、お手入れ次第で長持ちします。まだ浴室や浴槽が新しいなら、長持ちさせるコツを知っておきましょう。

コツは次の2つです。

  • こまめに掃除と換気をする
  • コーキングを打ち直す

ひとつずつ紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

こまめに掃除と換気をする

浴室や浴槽は、なるべくこまめに掃除と換気をしましょう。一般的なユニットバスの寿命は15~20年とされていますが、こまめに掃除することで長持ちさせられます。

汚れやすい浴槽は毎日掃除しましょう。悪臭を防ぐために、排水溝のゴミも毎日取り除いてください。日々の入浴後は換気をして、浴槽内を乾燥させることも大切です。

関連記事:お風呂掃除の基本的な手順!お悩み別・浴室の掃除方法やきれいに保つコツ

コーキングを打ち直す

浴室の隙間を埋める「コーキング」の打ち直しも、浴室や浴槽を長持ちさせるコツのひとつです。

浴室のコーキングは、10年を過ぎたころから劣化し始めます。早ければ、7~8年でひび割れが生じてしまうこともあるでしょう。隙間のひび割れが目立ってきたら、コーキングの劣化サインです。

コーキングの劣化によって水が内部に入り込むと、家の耐久性にも影響します。自分で補修することも可能ですが、慣れていないと塗りムラが発生するかもしれません。きれいに仕上げるなら、コーキングはプロの業者に依頼しましょう。

お風呂・浴槽でよくある質問

お風呂や浴槽のリフォームでよくある質問と答えをまとめました。リフォームを検討する材料として、ぜひチェックしてみてください。

ユニットバスをリフォームするタイミングは?

ユニットバスをリフォームするタイミングは、15~20年が一般的な目安です。使い方次第では、さらに長持ちするでしょう。日々のお手入れによっては、20年以上問題なく使えるかもしれません。

ただし、ひび割れや水漏れなどが発生したら、ユニットバスのリフォームを検討するタイミングです。機能性を高めるために、早い段階で新しいユニットバスや浴槽に変えるのもよいでしょう。

新しいユニットバスにすると、「お湯が冷めにくい」「掃除がしやすい」などのメリットがあります。

在来工法からユニットバスにするメリットは?

ユニットバスは、在来工法よりも保温性や防水性に優れていることがメリットです。また、建物に対する水漏れのリスクが少ないというメリットもあります。

ただし、在来工法とは違って、ユニットバスは設計の自由度が高くありません。デザインや素材にこだわりたいのなら、在来工法のお風呂がおすすめです。

住みながらでもお風呂のリフォームはできますか?

住みながらお風呂のリフォームをすることは可能です。ただし、リフォーム工事が終わるまではお風呂が使えません。お風呂が使えない間どうするのか、あらかじめ考えておく必要があります。

ユニットバスからユニットバスへの交換であれば、リフォーム期間の目安は1~4日です。状況によって変わる可能性もありますので、どのくらいの日数が必要になるのか、業者に相談してみましょう。

まとめ

使い方にもよりますが、お風呂の浴槽の寿命は20~30年が目安です。お風呂が古くなってきたら、リフォームを検討してみましょう。浴槽を交換するだけでなく、浴室全体を交換する方法もおすすめです。

カインズリフォームでは浴槽・浴室のリフォームについてご相談を承っております。リフォームをご検討中の方は、お気軽にご相談ください。

※各補助金の金額や要件などは、2025年3月時点の情報です。

※当ページのコンテンツや情報において、カインズリフォームでは、取り扱いが異なる場合や、取り扱いのない場合がございます。

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