おしゃれで機能的なデザインが多いクリナップの洗面化粧台は人気が高く、リフォームの際に候補として検討している方も多いでしょう。
この記事では、クリナップの洗面化粧台の特徴やおすすめの種類、リフォーム時の注意点などを解説します。
※各補助金の金額や要件などは、2024年5月時点の情報です。
クリナップの洗面化粧台の特徴

水まわりの商品が有名なクリナップは、デザイン性や機能性にこだわった高品質の洗面化粧台にも定評があります。では、クリナップの洗面化粧台は具体的にどのような特徴や機能があるのか解説します。
お手入れが楽になる上質な洗面化粧台
クリナップの洗面化粧台は、いつでもきれいな洗面化粧台がキープできるような工夫が詰まっています。
たとえば、排水口に向かって斜めになるように設計した「流レールボール」は、普段どおりに使用するだけで水の流れによって髪の毛やハンドソープの泡などを排水口に自然に集まるような仕組みです。そのため、お掃除がしやすいという特徴があります。また、ボールの中央が高くなっていることから、水や汚れが外側に分散され、ボールがきれいな状態を保ちやすいのも工夫の1つです。
機能面だけでなく、見た目の美しさにもこだわっており、人口大理石のカウンターはホテルライクな空間を演出してくれます。ボールの位置を片側に寄せることでソープ類やタオルなどの小物が置ける場所を確保できるため、利便性にも優れています。
耐久性に優れたステンレス素材をシンク下に採用
洗面化粧台まわりは水を使用する機会が多いため、湿気が溜まりやすく、洗面化粧台やまわりの空間の劣化を促してしまうというデメリットがあります。
とくに湿気の影響を受けやすいのが、洗面台の収納部分であるキャビネットです。しかし、クリナップの洗面化粧台はサビに強く、きれいな状態を保ちやすいステンレス素材のキャビネットを採用しているため、湿気や温度変化の影響を受けにくいという特徴があります。
また、ステンレスはニオイがつきにくく、汚れにも強い性質を持っています。汚れがついてもサッと拭くだけできれいな状態をキープできるため、お手入れの手間を減らせるのもうれしいポイントです。
豊富な実績を生かしたラインナップ
住設メーカーとして豊富な実績を持つクリナップは、デザイン面においても機能面においても、お客様1人ひとりのライフスタイルに合ったものを提供できるよう、多数のラインナップを用意しています。
キャビネット1つとっても、収納量や生活スタイルに合ったバリエーションが豊富です。たとえば、多数の小物や体重計が収納できるタイプや、椅子を設置して鏡台のように使用できるオープンタイプ、スライドスツールタイプなどがあります。また、扉や取手のカラーもカスタマイズできるため、お家のデザインに馴染む洗面化粧台にリフォームできます。
クリナップのおすすめ洗面化粧台
クリナップの洗面化粧台はお家のデザインや住んでいる人の暮らし方によって選べるタイプが展開されています。今回は、クリナップの定番ラインナップのなかからおすすめの洗面化粧台を4つ紹介します。
TIARIS(ティアリス)|リビングに馴染むおしゃれな洗面台

TIARIS(ティアリス)|クリナップ
大きくフラットな三面鏡をはじめ、上質な木目の扉が住空間に調和するTIARIS(ティアリス)は、洗面空間だけでなくリビングや寝室、廊下など、どこに設置しても高級感のある空間を演出してくれます。クリナップ独自のアクリル系人工大理石「アクリストンクオーツ」を採用したカウンターとボールは、洗練された見た目はもちろん、耐久性に優れ、お手入れがしやすい設計となっているなど、機能面でも優れています。間口が限られていてもボール横のスペースにタオルや化粧品などの小物を置けるため、使い勝手の良さにもこだわっているモデルです。
- 参考価格:306,000円〜
- ラインナップ:間口75cm〜180cm
- 洗面ボール:人工大理石アクリストンクオーツ(片寄せボールタイプ)
- 扉カラー:9色
- ボール下キャビネット:4タイプ
ELVITA(エルヴィータ)|自由な発想でイメージ通りの洗面台に

ELVITA(エルヴィータ)|クリナップ
カウンターから高さのあるスタイリッシュ&ワイドなベッセル型ボールが特徴のELVITA(エルヴィータ)は、デザイン性とカスタマイズ性に優れているため、洗面スペースに限らず、暮らしに合わせてさまざまな場所に設置できる洗面化粧台です。キャビネットやカウンターをはじめ、ミラーも選べるため、おしゃれで理想的な洗面化粧台を作れます。また、タッチレスシングルレバー水栓をはじめとした3種類の水栓を選べるなど、ライフスタイルに合わせて選べる機能も魅力です。
- 参考価格:170,000円〜
- ラインナップ:間口165cm〜
- 洗面ボール:人工大理石製ベッセル型ボール(2色)
- 水栓:3種類
- 扉カラー:4色
- ボール下キャビネット:3タイプ
S(エス)|コンパクトでスタイリッシュな洗面台

S(エス)|クリナップ
収納や機能性にこだわったコンパクトな洗面化粧台は、クリナップの洗面化粧台のなかでももっともスダンダードなタイプです。クリナップの技術が詰まった、お手入れがしやすい「流レールボール」を採用しているのをはじめ、キャビネットやミラー裏の収納など、ご家族の誰もが使いやすい洗面化粧台となっています。また、ミラー下の収納部分には日常的に使用するスキンケア用品などをたっぷり収納できるほか、簡単に取り外せるので、お手入れの手間を減らせます。
- 参考価格:235,000円〜
- ラインナップ:間口75cm〜90 + 45cm
- 洗面ボール:流レールボール
- 水栓:壁出し
- 扉カラー:9色
- ボール下キャビネット:-
FANCIO(ファンシオ)|機能性を重視したアクティブな洗面台

FANCIO(ファンシオ)|クリナップ
手を洗うときはもちろん、洗顔や衣類の予洗いするときに水ハネ、水タレを防いで壁や床の汚れ防止につながるボールは、クリナップ独自の技術である「流レールボール」を採用しています。また、深さをたっぷり確保しているため、洗濯物の予洗いがしやすいことも特徴です。さらに、スポンジやタオルなどの小物を一時置きできるウェットゾーンも確保しており、機能面が充実しています。そのため、小さなお子さんがいるご家庭やペットを飼っているご家庭、アウトドアを楽しむ機会が多い方におすすめです。
- 参考価格:161,000円〜
- ラインナップ:間口75cm〜90cm
- 洗面ボール:流レールボール
- 水栓:壁出し水栓
- 扉カラー: 7色
- ボール下キャビネット:4種類
洗面化粧台リフォームの注意点

洗面化粧台をリフォームするときは、予算に合わせて検討するのはもちろん、リフォーム後の仕上がりや生活をシミュレーションした上で商品を決定するのがおすすめです。では、洗面化粧台をリフォームするときの注意点について解説します。
壁紙の張り替えが必要な可能性もある
洗面化粧台を毎日使用していると、気づかないうちに壁や床に水や洗剤が飛び散っていることがあります。そういった汚れが蓄積し、洗面化粧台をリフォームするときには劣化した壁や床もリフォームしなければいけないことも少なくありません。そのため、洗面化粧台に加え壁や床のリフォーム費用も発生する可能性があることを念頭に置いておきましょう。最近の洗面化粧台は、水や洗剤が飛び散ってもお手入れしやすいように脇の壁部分に防水加工を施すのが一般的です。その上、クリナップの洗面化粧台は、壁や床に水がはねるのを防止する形状になっています。こうした構造により、洗面化粧台の使用による壁や床の劣化を防げます。早めにリフォームを実施して、お手入れがしやすく清潔な状態をキープするのも1つの方法です。
補助金が利用できるか検討する
洗面化粧台のリフォームを行う場合、次のような補助金が利用できる可能性があります。
- 長期優良住宅化リフォーム推進事業:今ある住宅性能の長寿命化や省エネ化により向上、または子育てしやすい環境へ住環境を整備したりする改修に対する補助制度です。
- 高齢者住宅改修費用助成制度:対象者が要介護、もしくは要支援の介護認定を受けていることが条件となる介護保険制度による補助制度です。介護を目的とした住宅改修工事が対象となっています。
- 地方自治体のリフォーム補助金:自治体によって内容は異なりますが、子育て世帯の住宅リフォームや住宅リフォーム全般に補助金を支給していることがあります。お住まいの地方自治体に確認してください。
膨らみがちなリフォーム費用も補助金を活用することで抑えられます。各補助金には対象となる施工と要件が決まっているほか、上限となる予算や締め切りが設けられていることが多いため、早めに申請を行うのがおすすめです。
カインズリフォームでは面倒な補助金の申請作業を代行しているほか、お支払いは工事費用から補助金を引いた金額のみで構いません。また、お支払いによって貯まったカインズポイントは、カインズ店舗でのお買い物に使用できるので、日用品やインテリアをお得に購入できるのも大きな魅力です。
暮らしに合わせてサイズやボールまでの高さを選ぶ
洗面化粧台はキッチンのように長時間利用することは少ないものの、鏡の位置や洗面ボールの高さが身長に合っていないと、使用するときにストレスが溜まりやすくなってしまいます。家族全員の身長に合わせて洗面化粧台の高さを調節するのは難しいものの、家族みんなにとってストレスを感じない高さに設定するのがおすすめです。身長別の使いやすい洗面ボールまでの高さは次の目安はとおりです。
- 身長155cmの場合:ボールまでの高さ75cm
- 身長165cmの場合:ボールまでの高さ80cm
- 身長170cmの場合:ボールまでの高さ85cm
たとえば家族全員が160cm以上の身長である場合、80cm〜85cm程度が快適に使用できる洗面ボールの高さであると考えられます。家族の身長に大きな差がある場合は中間の高さに設定するのがおすすめです。お子さんは成長とともに身長が変わるため、大人の身長に合わせて洗面ボールの高さを検討し、お子さんには台を用意して使用してもらうと家族全員がストレスなく使用できる洗面化粧台になるでしょう。
まとめ
クリナップの洗面化粧台は、クリナップ独自の機能的な技術が採用されているほか、洗練されたデザインの種類が多いのも魅力です。シンプルでコンパクトな洗面化粧台をはじめ、カスタマイズ性に優れた洗面化粧台もあるので、自宅のデザインに合った種類を検討してみてください。また、洗面化粧台のリフォームには補助金が利用できるケースもあります。
カインズリフォームは費用から補助金を引いた金額で支払いができるほか、補助金の申請作業も請け負っているので、ぜひお気軽にご相談ください。
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