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リビングドアの交換費用はいくら?施工別相場と安くするコツ

2022年12月28日
リビングドアの交換費用はいくら?施工別相場と安くするコツ
  • リビングのドアを交換したいけど、一体いくらかかるの?
  • 費用を抑えるコツはない?
  • DIYできる?

この記事では、以上のような悩みを解決します。

リビングのドアは、家の中でもっとも開け閉めが多くなりやすいもの。どれだけ丈夫なドアでも、長年経つと何かしらの不具合が生まれやすくなります。

結論から言うと、リビングドアのリフォームは大きく3つに分かれ、施工方法によって費用は大きく変動します。自宅に本当に必要なリフォームや費用を安くするコツを学び、失敗のないドアリフォームを目指しましょう。

※当ページのコンテンツや情報において、カインズリフォームでは、取り扱いが異なる場合や取り扱いのない場合がございます。

 

リビングドアの交換目安は15~20年に一回

リビングドアの交換目安は15~20年に一回

「リビングドアや室内ドアは、ずっと使い続けられるもの」と考えていませんか?

確かにドアは損傷することが少なく、リフォームも何かと後回しになりがちです。

しかし、どれだけ丈夫なドアでも必ず寿命は存在し、一般的にリビングドアの寿命は15~20年と言われています。これはあくまで目安に過ぎず、それより早く不具合が出ることもけっして珍しくはありません。

開け閉めするたびにキシキシ音がする、どこかが引っかかってうまく開かないなどの症状があれば、たとえ寿命前であっても早急に交換が必要です。

 

リビングドアの交換方法は3つ!タイプ別の費用相場

リビングドアの交換方法は3つ!タイプ別の費用相場

「リビングドアの交換」と一口にいっても、その方法は以下の2つに分かれます。

  • ドア本体&ドア枠を交換:約10~40万円
  • ドア本体を交換:約5~20万円

リフォームの規模が大きくなるほど、費用は高額になる傾向にあります。まずは、自宅のリビングドアの交換にいくらくらい必要か、目安を確認してみましょう。

ドア本体&ドア枠を交換:約10~40万円

リビングドアをはじめとする室内ドアは、主に「ドア本体」と「ドア枠」の2つのパーツに分かれます。

リビングのイメージを刷新するなら、この両方を取り替えるのがおすすめ。費用相場は約10~40万円で、ドアの性能が上がるほど費用も高くなります。

  • スタンダードのドア:約10万~15万円
  • ハイグレードのドア:約15万~40万円

スタンダードなドアであれば、約10万~15万円でリフォーム可能です。ドアをまるまる交換できると考えれば、費用もけっして高くはないでしょう。

ドア本体を交換:約5~20万円

ドア枠はそのまま残し、ドア本体のみを交換するという方法もあります。これは「カバー工法」といわれ、費用は約5~20万円が目安です。

ただし、既存のドア枠とあまりにも違う色のドアを選ぶと、仕上がりの印象が悪くなってしまいます。ドア本体のみを新しくするときは、必ずドア枠の色との相性を考えるようにしましょう。

 

【リビングドアの交換】パーツ別費用相場

【リビングドアの交換】パーツ別費用相場

ドアそのものではなく、一部のパーツのみを交換したいケースもあるでしょう。その場合の費用は、以下が目安となります。

  • 取っ手(ドアノブ)を交換:約1~2万円
  • 蝶番を交換:約3~5万円

ドア本体の交換に比べ、費用はかなり抑えることができます。そこまでドアの損傷が大きくない人は、パーツのみの交換で済ませるのもいいでしょう。

取っ手(ドアノブ)を交換:約1~2万円

ドアの取っ手のみを交換する場合、費用は約1~2万円とリーズナブルです。ドアノブ本体は1万円以下で手に入ることが多く、そこに工事費用が上乗せとなります。

一般家庭で使われるドアノブには、主に以下の3つのタイプがあります。現在のドアと違うタイプを新たに取り付ける場合、交換に技術がいることから、費用が少々高額になる可能性があります。

  • チューブラ錠
  • インテグラル錠
  • 円筒錠

蝶番を交換:約3~5万円

ドアを固定する蝶番を交換する場合、費用相場は約3~5万円となります。パーツ自体がかなり小さいことから、交換にかかる時間も短縮できるでしょう。

 

リビングドアの交換費用を安くする2つのコツ

リビングドアの交換費用を安くする2つのコツ

リビングドアをリフォームするにあたり、「できるだけ費用を抑えたい」と考える人は多いでしょう。

特に、子どものいたずらによって穴が開いてしまった場合など、予期せぬ出費はできるだけ抑えたいですよね。そんなときは、以下の方法を実践してください。

カバー工法を使う

先述の通り、ドア枠を残してドア本体のみを変える「カバー工法」にすれば、リフォーム費用は大きく抑えられます。

ドア枠ごと取り替えるとなると、周囲の壁を外すことから工程が多くなり、費用も高額になります。しかし、カバー工法ならこうした手間がほとんどかからず、ドア本体のみを取り替えるだけでリフォームが完了します。

カバー工法が気になる人は、まずは施工業者に現在のドアの状況をチェックしてもらうと良いでしょう。

 

リビングドアを交換したい!事前に考えるべきポイント

リビングドアを交換したい!事前に考えるべきポイント

「せっかくリビングドアを変えるなら、今までと違うイメージのドアにしたい」と考える人も多いかもしれません。

そんなときは、ドアを選ぶ際に以下の3つを基準にしてください。

  • 色やデザイン
  • 引き戸か開き戸か
  • 便利な機能

色やデザイン

ドアのイメージを決めるうえで、特に大切なのが色やデザインです。

たとえば、今まで濃い茶色だったドアを明るい茶色に変えるだけでも印象は明るくなり、リビング全体が広く見える効果も期待できます。

また、モノトーンのドアだけでなく、おしゃれなデザインが施されたドアも多数展開されています。インテリアなどと上手に組み合わせれば、自分の好みに応じたリビングに自由自在にカスタマイズできるでしょう。

引き戸か開き戸か

リビングに設置できるドアタイプには、大きく以下の2つがあります。

  • 引き戸:ドアを左右にスライドさせる
  • 開き戸:ドアを手前に引く、または奥に押す

現在引き戸であれば開き戸に、開き戸であれば引き戸に変えるだけで、リビングの印象は大きく変わります。ドアタイプを変更するにはドア枠の取り換えが必要となり、費用は20万~40万円が目安となります。

便利な機能

そのほかにも、現在のリビングドアは以下のようにさまざまなオプションを追加できます。

  • 自然と光が入り込む採光型
  • ペット専用のペットドア
  • ゆっくりと閉まる騒音対策つきのドア

小さい子供がいる家庭におすすめなのは、ゆっくりと扉が閉まる騒音対策付きのドアです。

こうしたドアはたとえ強くドアを閉めても、ドアが自動的に減速し、バタンと大きな音が鳴る心配もいりません。大人にとっての快適性が上がるだけでなく、子供が誤ってケガをするリスクも下がるでしょう。

こうした便利機能が付いたドアは、スタンダードなドアに比べて費用は少々上がります。しかし、これから先10年以上も使っていくことを考えると、前向きに検討する価値は十分にあるといえます。

 

リビングドアの交換はDIYでもできる?

リビングドアの交換はDIYでもできる?

「リフォーム費用を節約するために、リビングドアをDIYで交換したい」と考える人もいるでしょう。

結論から言うと、DIYでリビングドアを交換することは可能です。しかし、これはDIYに慣れた人に限った話であり、初心者にはけっしておすすめできません。

特に、ドア本体やドア枠を取り替える場合、少しでも水平が失われることで、開閉のしやすさに大きく影響します。こうした作業には高度な技術が必要なため、専門業者に依頼したほうがはるかに安心でしょう。

どうしてもDIYしたい人は、取っ手や蝶番の交換など、パーツの交換のみにとどめるのが賢明です。

 

マンションのリビングドアは交換は交換していい?

マンションのリビングドアは交換は交換していい?

「持ち家ではなく、マンションなど賃貸物件のリビングドアを交換したい」と考えている人もいるかもしれません。

しかし、賃貸物件の場合、リフォームを行うには管理会社や大家さんの事前許可が必要不可欠です。

賃貸物件では、退去時に「原状回復」という概念が適用されます。これは、入居時と同様の状態で退去することを意味しており、仮に勝手にリビングドアを変えてしまうと、退去時に元のドアに戻さなければならないということになります。

管理会社や大家さんによっては、住人のリフォームを容認しているケースもあります。しかし、あとになってトラブルにならないためにも、まずは両者にリフォームの可否を確認するようにしましょう。

 

リビングドアは寿命前でも交換が必要なときがある

寿命前でも交換が必要なときはある

記事の内容をおさらいすると、リビングドアの交換にかかる費用はおおよそ以下のとおりです。

  • ドア本体&ドア枠を交換:約10~40万円
  • ドア本体を交換:約5~20万円
  • 取っ手(ドアノブ)を交換:約1~2万円
  • 蝶番を交換:約3~5万円

ドアの状況によっては、ドア枠を残す「カバー工法」で直る場合もあります。まずは、専門業者に現在のドアの状況を確認してもらい、必要なリフォームを見極めましょう。

必要なリフォームを絞るだけで、リビングドアの交換費用は大きく抑えることができます。ぜひこの記事を参考に、現在の自宅のドアの状況をふまえ、無駄のないリフォームを選んでください。

※当ページのコンテンツや情報において、カインズリフォームでは、取り扱いが異なる場合や、取り扱いのない場合がございます。

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