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薄型物置とは?メリットや選び方、おすすめの薄型物置12選と併せて解説

2022年06月22日
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空きスペースを活用して物置を設置したい、あるいは物置の購入を検討しているけれど、置く場所が限られるといった悩みには、薄型物置がおすすめです。スペースを有効に活用でき、薄型ならではのメリットがあります。この記事では薄型物置について解説し、選び方やおすすめのメーカー・物置も紹介しています。屋外物置を検討する際の参考にしてください。

屋外物置の特徴や種類

屋外物置にはどのようなものがあるのでしょうか。まずは、屋外物置の特徴や種類について解説します。

屋外物置の特徴

収納力がある

屋外物置はクローゼットや押入れと同等の収納力を、簡単に増設できる点が大きな特徴です。外で使用する道具を収納しておけば、風雨による劣化を防いでくれます。また、使用頻度が低いものの収納にも最適です。家の中が散らかることなく、すっきりと片付けられます。

防犯性に優れている

鍵付きの屋外物置なら、防犯面もクリアできます。玄関先や庭先に物置を置く場合、たとえ貴重品を入れていないとしても、荒らされないための防犯対策は必要です。防犯カメラやセンサーライトなどを併用すると、さらに防犯性が高まります。

屋外物置の種類

全面棚タイプ

全面棚タイプは、棚板で内部が2段や3段に分かれている物置です。とにかく収納力があり、ダンボールなど箱状のものを片付ける際に適しています。棚板が外れるタイプであれば、スキー板やゴルフバッグといった長物も収納可能です。

ハーフ棚タイプ

ハーフ棚タイプは物置内部の一部に棚がなく、長物を収納するスペースが備えられている物置です。棚板と長物スペースが左右、または前後に分かれているため、小物以外にスキーやスノーボード板、掃除道具など幅広い収納に活用できます。

薄型物置とは?

ここでは薄型物置の特徴や、おすすめの設置場所について説明します。

薄型物置の特徴

薄型物置は奥行きがスリムなタイプで、少ないスペースへの設置にぴったりです。ある程度の収納力が欲しい場合は、横幅が広いものを選べば問題ありません。ガーデニング用品など小物の収納に適しています。

薄型物置の奥行目安

奥行き60cm以内のタイプが薄型物置とされており、40~50cmが一般的です。なかには30cm台の物置もありますが、収納力が低すぎるためこの記事では除外しています。高さや横幅はさまざまあるので、用途や設置場所を考慮しながら選べます。

薄型物置の設置におすすめの場所は?

薄型物置は狭い場所に適していることから、建物脇の通路やベランダなどへの設置がおすすめです。建物脇に背の高い物置を設置すれば、目隠しとして役立ちます。ただし、賃貸マンションなどのベランダに設置する場合は注意しましょう。ベランダは緊急時の避難経路であり、共用部分となっているため管理会社に確認が必要です。

薄型物置のメリット

薄型物置のさまざまなメリットについて紹介します。

収納物に手が届きやすい

薄型物置は奥行きが浅いため収納物の位置を把握しやすく、出し入れしやすいというメリットがあります。物置内部に棚を設置するなど自身でカスタマイズすると、さらに使いやすさが向上します。

収納効率が高い

デッドスペースがなく、収納効率が高いところもメリットです。一般的な物置の入り口付近は、人が出入りするためのスペースを確保しなければなりません。しかし、薄型物置は内部に入らずとも収納物を出し入れできることから、効率的な収納が可能です。

省スペースに有効

設置場所の省スペースが実現でき、家の裏や隙間などを有効活用できる点は、薄型物置の大きな特徴でしょう。敷地内の構造やスペースの問題で、一般的な物置の設置が難しい場合でも、薄型物置なら解決できるケースもあります。

目隠しとしても使える

背の高い薄型物置の場合、目隠しとしての効果も期待できます。仕切りやフェンスの代わりに設置しつつ、収納もできるため一石二鳥です。おしゃれなデザインを選べば、外観も損ないません。

薄型物置の選び方

薄型物置を検討する際の選び方について解説します。

扉のタイプで選ぶ

引き戸タイプ

引き戸タイプの物置は、扉の前にスペースを確保できない場合におすすめです。おもに「2枚扉」と「3枚扉」の2種類から選べます。「2枚扉」は左右に開くタイプで、中央部分の荷物が出し入れしにくいというデメリットがあります。一方の「3枚扉」は開口部が広くなるため、どの部分の収納物でも出し入れがスムーズです。

開き戸タイプ

扉を全開にできる開き戸タイプの物置は、自転車や草刈り機など大型の荷物を収納する場合におすすめです。内部の収納物が見やすく、大きな荷物も出し入れしやすいというメリットがあります。ただし、開き戸タイプは前面に扉を開くためのスペースが必要になるため、設置箇所や向きの確認が必要です。

設置場所にあわせて選ぶ

薄型物置を選ぶ際は、あとから収納物が増えることを考慮して、設置場所にあう最大サイズを選択しましょう。ただし、壁や建物との隙間は10~20cm程度開くようにします。とくに本体よりも、屋根部分が大きめに設計されている物置は、注意が必要です。ぴったりすぎるサイズでは、設置や移動時に支障をきたす場合があります。

素材で選ぶ

物置は屋外への設置を想定しているため、金属製であることがほとんどです。強度や防水性の高さで選ぶなら、金属製が良いでしょう。デザイン性を重視するなら木製の物置がおすすめですが、防水性はあまり高くありません。屋根がある場所への設置が望ましく、ガーデニング用品やペット用品の収納に適しています。

DIYで薄型物置を組み立てるには?

薄型物置をDIYする際の組み立て方について紹介します。

設置する物置をメーカー公式サイトで探す

まずは、メーカーの公式サイトにアクセスし、種類や名称などから設置する物置を探します。

仕様図と組立説明書に従って組み立てる

設置する物置の品番を確認後、仕様図と組立説明書をダウンロードし組み立てます。ポイントは、基礎ブロックの個数と配置です。基礎ブロックを寸法通り、かつ水平に設置することが重要になります。

おすすめ物置メーカー3社

おすすめの物置メーカーを3社紹介します。

ヨドコウ

ヨドコウの物置は個性的なカラー展開と、扉下のレールをなくした設計が特徴的です。レールがないことでゴミや砂が詰まらず、扉をスムーズに開閉できます。多種多様な物置が揃い、小型物置は開口部が広く出し入れがしやすいことが特徴です。棚板が自由に配置できるため使い勝手が良く、ガルバリウム銅板の使用により耐久性にも優れています。

タクボ

できるだけ低コストを希望するなら、タクボの物置がおすすめです。他のメーカーに比べて組み立てが簡単にでき、豊富なサイズからぴったりの物置を選べます。扉は吊り戸方式によりゴミや砂による詰まりを抑え、開閉も静かで滑らかです。ネット棚やアルミフックの付属により、スペースを有効活用できます。

カインズ

カインズでは、メーカー品からオリジナルまで幅広い物置を扱い、サイズのバリエーションも豊富です。リアル店舗がある安心感と、実物を確認できるメリットがあります。価格も手頃なものが多く、カインズオリジナルの物置(グラッセシリーズ)なら、設置工事費が含まれているのもうれしいポイントです。DIYが難しい人も安心して購入できます。

おすすめの薄型物置3選

ここからは、おすすめの薄型物置について紹介します。

グランプレステージ ジャンプ GP-95DF | タクボ

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【サイズ(間口×奥行き×高さ)】920.0mm×530.0mm×1,100.0mm

扉は吊り戸方式を採用した引き戸タイプです。棚板1枚とアルミフックが付属し、2ロックシステム錠を備えています。

グランプレステージ ジャンプ GP-95CF | タクボ

 

GP-95CF-min

 

【サイズ(間口×奥行き×高さ)】920.0mm×530.0mm×1,400.0mm

2枚扉の引き戸タイプで、縦置きならネット棚が付属します。棚板は2枚、選べるカラーは5色です。

グランプレステージ ジャンプ GP-135CF | タクボ 

GP-135CF-min

【サイズ(間口×奥行き×高さ)】1,304.0mm×530.0mm×1,400.0mm

間口と高さを十分にとり、正方形に近い大きさの物置です。2枚扉の引き戸タイプで、棚板は2枚付属しています。

まとめ

簡単に収納を増やせる物置には、さまざまなタイプや大きさがあり、自分で組み立て・設置も可能です。設置スペースの問題で物置の購入を諦めていた人も、薄型物置なら検討の余地があるかもしれません。

※当ページのコンテンツや情報において、カインズリフォームでは、取り扱いが異なる場合がございます。

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