カーポートで日当たりが悪くなる？日当たりが悪くなった際の影響や対策方法

愛車を保護したり、雨の日の乗り降りのしやすさに配慮したりするために、カーポートを設置する人は多いです。ただし、カーポートを設置するときは、日当たりが心配になります。この記事では、カーポートの日当たりの問題を解消する方法を解説します。

カーポートで日当たりが悪くなった際の影響

カーポートの設置により日当たりが悪くなると、どのような影響が出るのでしょうか。

部屋・リビングが暗くなる

カーポートを設置する場所によっては、自宅の一部の部屋に光が入りにくくなる可能性があります。昼間でも部屋のなかが暗くなれば、常に電気をつける必要があります。電気をつけている時間が長くなれば、それまで以上にたくさんの電気代がかかるため注意が必要です。室内への影響も考慮したうえでカーポートの位置を検討しましょう。

近所の家の敷地に影ができる

自宅の庭にカーポートを設置した結果、隣の家の敷地内にカーポートの影ができるケースもあります。隣の家の日当たりが悪くなると、クレームを受ける恐れがあるため要注意です。隣の家の住人との関係が悪化し、別のトラブルに発展するリスクもあります。カーポートを設置する際は、周辺にも十分な配慮が必要です。

カーポートは日当たりを考えて設置することが大切

カーポートを設置する際は日当たりにしっかり配慮しましょう。日当たりについての具体的なポイントを解説します。

透過率が高い屋根材を選ぶ

透過率が高い素材でできている屋根を選べば、カーポートを設置しても日当たりが悪くなるのを防止できます。

透過率が高いのは、ポリカーボネート板でできている屋根です。ポリカーボネート板は日の光を遮りませんが、紫外線はしっかりカットできます。そのため、日の光が車に当たっても、車内の色あせや劣化を進行させる心配はありません。

折板カーポートの場合は、明かり採りをオプションで入れると、屋根下に日差しが入ります。

新築の場合：間取りを調整する

住宅の新築時にカーポートを設置するなら、カーポートの位置を決めたうえで間取りを考えるのもおすすめです。たとえば、敷地の北側にカーポートを設置し、日当たりがいい南側にリビングを設けましょう。昼間によく使う部屋を南側に設置すると、日の光が室内にしっかり入り込みます。

西側に設置するのもおすすめ

カーポートは西側に設置するのもひとつの方法です。西側にカーポートを設置すれば、夕方の西日が室内に入りにくくなります。特に、夏や秋には西日が気になりますが、カーポートを設置するだけで西日対策が可能です。

西側の部屋を日中あまり使わないのであれば、あえて日の光を遮る素材のカーポートを選んでもいいでしょう。

適切な大きさのカーポートを選ぶ

カーポートのサイズが大きすぎる場合、自宅や隣の家の日当たりに支障をきたす恐れがあります。車の大きさも考慮しつつ、適切なサイズのカーポートを選びましょう。ただし、将来的な車の買い替えも考慮し、購入する可能性がある車をきちんと駐車できるかどうか考えておくことも大切です。

主な車種の幅一覧

主な車種の幅をまとめると、以下のとおりです。

車種	全幅
軽自動車（ワゴンR、アルト、ムーブなど）	1.48m
小型車（フィット、マーチ、ヴィッツなど）	1.7m
中型車（スカイライン、プリウス、カローラなど）	1.7m
大型車（レクサス、クラウン、ベンツなど）	1.85m
ワンボックス車（セレナ、ステップワゴンなど）	1.7m

車種によって幅が異なるため、それぞれの幅を考慮してカーポートを設置しましょう。

カーポート日当たりのまとめ

カーポートの場所や素材によっては、日当たりが悪くなる場合もあります。日当たりに配慮するためには、場所や素材に配慮しながらカーポートを設置することが大切です。それらを意識すれば、カーポートのメリットを最大限に活かせるでしょう。

カインズ・リフォームは、長年リフォームやエクステリアの設置に対応してきました。実店舗もあるため、具体的な相談をしながら最適な素材の選定や工事ができます。最適なカーポートを設置するために、ぜひ相談してください。

※当ページのコンテンツや情報において、カインズリフォームでは、取り扱いが異なる場合がございます。