サイクルポートとは、屋根がある自転車駐輪スペースのことです。サイクルポートを設置すれば、大切な自転車を雨や紫外線などから保護できるなどのメリットがあります。この記事では、サイクルポートの設置を検討している人に向けて、サイクルポートの種類や選び方などを解説します。おすすめの商品も紹介するので、参考にしてください。

サイクルポートとは?
サイクルポートとは、自転車置き場のことです。屋外で自転車を収納できる場所を確保するためのアイテムの総称で、サイクルガレージと呼ばれる場合もあります。
サイクルポートには複数の種類があり、それぞれ特徴が異なるため、自分が必要としている種類のサイクルポートを見極めて選択することが大切です。

サイクルポートの種類
サイクルポートにはさまざまな種類があるため、場所の広さやニーズに合ったものを選びましょう。それぞれの特徴を解説します。
DIYできるサイクルポート
DIYできるサイクルポートの中には、組み立てるだけで設置できるタイプや電動ドリルで設置するタイプなどがあります。
・4本足タイプ:3方向にパネルを貼った自転車置場。DIYの難易度は高めですが完成度は高くなります。
・2本足タイプ:狭小地で大きなサイクルポートが設置できなくても、2本足を立てて屋根をつけるだけですが、こちらもDIYの難易度としては高めです。
・物置タイプ:大型スチール物置を自転車置き場として使う方法です。ガレージのように頑丈で、雨風対策もしっかりとできます。
・ハウスタイプ:パイプを組み立て、テントのように全面に覆いをかけたタイプです。
・スタンドタイプ:パイプを組み立てたスタンドに簡易的な布の屋根をかけた、折り畳みできるコンパクトなタイプです。
業者に依頼して設置するサイクルポート
業者に依頼して設置するタイプのサイクルポートは、頑丈な屋根がついており、雨水は雨どいに排水されるので、ホコリや水で自転車が汚れる心配がありません。
また設置にあたっては土間コンクリートなどでしっかりと固定されるので、風に強く簡単には壊れません。素材も高級感があり、デザイン性に優れているのもメリットのひとつです。工事費用はかかりますが、自宅のイメージに合うおしゃれなサイクルポートを設置できるでしょう。

サイクルポートを設置するメリット
サイクルポートを設置すると、自転車を風、雨、紫外線などから保護できるようになることから、自転車のサビや劣化を防げるというメリットがあります。また自転車とサイクルポートをチェーンで結べば、防犯にもなります。サイクルポートが目隠しになることからも盗難の可能性が大きく減るといえるでしょう。
サイクルポートがあれば自転車の転倒も防止でき、故障を防ぐ意味でもサイクルポートを置くメリットがあるのです。

サイクルポートを設置するときに考えること
自分で設置するか、業者に依頼するか、といった設置方法によって、選べるサイクルポートは異なってきます。
自分で設置できるサイクルポートにはさまざまなタイプがありますが、工事費用がかからないため、基本的に安価で設置できることが多いでしょう。
業者に依頼する場合は、サイクルポートの素材も設置方法もしっかりとしていますが、その分商品代が高額になる傾向で施工にも費用がかかります。
どちらにするかを迷う場合は、まずお店に相談し見積りを取るのもおすすめです。それぞれのサイクルポートの特徴を理解したうえで選びましょう。

サイクルポートの選び方
サイクルポートの選び方として、まず設置するスペースに合うサイズを選ぶことが重要です。家の周囲やアプローチの形状から、どこにサイクルポートを設置すればよいか、どの程度の大きさのものが設置できるかを考えてみましょう。
次に、収納したい自転車の台数を確認します。サイクルポートの大きさによって、何台まで収納できるという容量があるため、スペース的に設置が可能で、さらに必要とする台数を収納できる大きさの中から商品を選びます。

おすすめのサイクルポート7選
ここまで説明してきたさまざまなタイプのサイクルポートの中から、おすすめのサイクルポートを紹介します。
カインズ:自転車置き場 雨よけ サイクルポート 2台用 ブラウン

このサイクルポートは、壁際に設置し、UVカット・撥水加工のオーニングをかけることで自転車を守るスタンドタイプです。オーニングとは雨よけ・日よけを意味します。屋根部分はコンパクトに畳めて通行の邪魔になりません。
転倒防止フックとヒモ通し穴付き(ヒモは付属なし)で、さらに固定するための強力マジック固定バンドが付属しているので、折り畳んだ屋根が倒れてくる心配もありません。
地面には付属のペグやクイで固定できるほか、コンクリート地面固定用のクイも付属しているため、コンクリートが打たれた場所でも設置可能です。
→「自転車置き場 雨よけ サイクルポート 2台用 ブラウン」の詳細を見る
カインズ:自転車置き場 サイクルハウス シンプルタイプ SVU 3台用

ハウスタイプのシンプルなサイクルポートです。フレーム部分を組み立て、テントのように幕を張った中に、自転車を2~3台収めることができます。ゆったり広めのタイプで設置場所を選びますが、低価格でコストパフォーマンスも高く、DIYをしても比較的短時間で組み立てることができることから人気があります。
全面にシートが張れるので雨風をしっかりと防ぎ、自転車が汚れないのも、多くの自転車ファンから支持を得ているポイントです。
→「自転車置き場 サイクルハウス シンプルタイプ SVU 3台用」の詳細を見る
カインズ:自転車置き場 サイクルハウス 高耐久シート SB 2台用

付属のU字杭4本で地面にしっかりと固定できるハウスタイプのサイクルポートです。表面の日よけ・雨よけビニールがブラウン色でエクステリア回りにもよくマッチするため、過剰に目立たないことも人気の理由です。
2台の自転車を収納できる仕様ですが、自転車を1台のみ所有している方は、他にも外遊び用の遊具やアウトドアアイテムなどを収納できます。
→「自転車置き場 サイクルハウス 高耐久シート SB 2台用」詳細を見る
カインズ:スタイリッシュポート ミニ 21-29型 標準柱

業者施工による2本足タイプのサイクルポートです。強度のあるポリカーボネートの屋根材で、割れにくいのが特徴です。耐積雪量20cm、耐風圧34m/秒の強度があり、雨風だけではなく雪をしのぐこともできます。柱の高さも標準1,847mmあり、オプションで2,211mmも選べるので、身長の高い人でも問題なく使用できます。奥行が2,862mmと広いのも特徴でしょう。
カラーバリエーションは金属部分が3色、屋根材が2色の他に、熱線吸収ポリカーボネート板2色をオプション選択できる充実ぶりで、環境やエクステリアに合わせることが可能です。
→「スタイリッシュポート ミニ 21-29型 標準柱」の詳細を見る
カインズ:VICポート αII mini 22-21タイプ 標準柱

奥行2,188mmと比較的コンパクトで、狭い場所にも設置できる、2本足タイプのサイクルポートです。小さいながらに耐積雪量20cm、耐風圧34m/秒の強度を誇り、さらにオプションでは屋根ふき補強部品や、耐荷重を補強するサポート柱を選択できるので、雪や風の心配な地域にもおすすめです。
カラーバリエーションは金属部分3色、屋根部分のポリカーボネート板も透明かブルーを選択できます。ポリカーボネート板は紫外線をほぼ100%カットする性能で、日光による劣化から自転車を守ります。
→「VICポート αII mini 22-21タイプ 標準柱」の詳細を見る
三協アルミ:ベルフラット 一般地域向 KLB-M1421L-K

屋根材には、耐衝撃性においてガラスの約250倍の強度を持っているポリカ―ボネード板を使用しており、紫外線をほぼ100%低減します。
全面・側面パネルで雨風の吹き込みを抑えられます。
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カインズ:グラッセ・フリー1209 GLA-F1209

物置と一体型のサイクルポートです。雨風が強い時は物置の中に大切な自転車を格納できます。
開閉がスムーズな連動扉や夜間の使用に便利なソーラーライト付きなど、高機能なところも嬉しいポイントです。
→「グラッセ・フリー1209 GLA-F1209 」の詳細を見る

サイクルポート まとめ
サイクルポートを選ぶ際は、業者に頼むかDIYをするか、スペースはどれくらい取れるかなど、いくつか選択のポイントがあります。自転車は生活を支えてくれる大切な相棒のひとつであることから、サイクルポートでサビや劣化から守り、長く気持ちよく使えるものを選びましょう。
環境に合わせた最適なサイクルポートを選ぶなら、エクステリア・リフォーム事業に長年の実績を持つカインズ・リフォームへまずご相談ください。ご自宅にぴったりのサイクルポートをご提案します。

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