庭にウッドデッキを設置するなら、外観がよりおしゃれに見えるようリフォームしましょう。いくつかのポイントを押さえてリフォームすれば、一気におしゃれなウッドデッキになります。しかし、事前にしっかりプランニングしてから行わないと、「失敗した」と感じるかもしれません。
そこで今回は、ウッドデッキをおしゃれにリフォームするコツや後悔しないためのポイントなどを解説します。おしゃれなウッドデッキ商品も紹介しているので、ぜひご覧ください。
ウッドデッキのメリット・デメリット

ここでは、ウッドデッキを設けるメリット・デメリットについて解説します。
ウッドデッキのメリット
ウッドデッキを設置すると、次のようなメリットが得られます。
- 開放感が生まれる
- さまざまな用途に使える
- 外に出るときの段差が解消される
このなかでもウッドデッキを設置するメリットとして代表的なのが、開放感が生まれるところです。リビング続きの先にウッドデッキを作ると、室内が広くなったように感じられます。
そのため、第二のリビングとして使ったり子どもの遊び場にしたりと、さまざまな用途に使えて便利です。洗濯物を干すスペースとしても活用でき、バルコニーやベランダに行くよりも負担なく洗濯物を運べます。
ウッドデッキはリビングと同じ高さに作られるので、段差が解消されて庭に出やすくなるのもメリットの1つです。
ウッドデッキのデメリット
ウッドデッキを設置する際は、次のようなデメリットも考慮しなければなりません。
- 定期的なメンテナンスが必要
- ウッドデッキ下のお手入れが難しい
- 害虫が寄りやすい
ウッドデッキのデメリットは、常に雨風や日差しに晒されているため経年劣化がしやすいことです。劣化スピードを遅らせるためには、屋根の設置や定期的な塗装メンテナンスを行う必要があります。
ウッドデッキ下はお手入れがしにくく、雑草が生えっぱなしになることも少なくありません。防草シートを敷いたりコンクリート仕上げにしたりと対策しておくと、お手入れの手間が省けてラクです。
天然木材の場合は、シロアリ被害に遭う可能性もあります。直接地面と触れさせないように施工したり予防消毒剤を使ったりと、シロアリ対策も必要です。
ウッドデッキをおしゃれにリフォームするコツ

おしゃれなウッドデッキにリフォームするなら、4つのポイントを押さえてプランニングしましょう。ウッドデッキと一口に言っても、デザイン次第で雰囲気は大きく変わるものです。デザインにこだわることで、完成後の満足感が高まります。
色調を統一する
ウッドデッキをおしゃれに見せるなら、ウッドデッキと内装の色調を統一するのがコツです。室内からウッドデッキを眺めることが多いため、色調を合わせることで空間を広く感じられます。また、なるべく床同士の色を同じにすることで、よりまとまりのある空間に仕上がります。まったく同じ色調にするのは難しいですが、テイストや色の明るさなど合わせられるところは合わせてみましょう。
施工跡を見せない
ネジや目印線などの施工跡を見せないこともポイントです。施工跡が目立つと、おしゃれ度が下がってしまいます。接合部が覆われるタイプのものであれば、ネジが目立つこともありません。どうしても部品が露出する場合は、施工部材と同じ色味のものにしたり、浮かない色味のものにしたりと工夫しましょう。
グリーン(樹木・花)と合わせる
ウッドデッキは自然に溶け込むおしゃれな設備です。庭にある樹木や花との雰囲気に合わせて床板の色を選ぶと、景観に馴染むウッドデッキになります。景観のことを考えずに好きな色を選んでしまえば、全体像を見たときにアンバランスさが際立つでしょう。もし好きな床板の色でウッドデッキを作りたい場合は、庭にある樹木・花も一緒にリフォームするとよいでしょう。
おしゃれなインテリアを置く
ウッドデッキをおしゃれにリフォームしても、インテリアがないと物足りなさがあります。ウッドデッキと相性が良い家具や小物、照明などを配置して、ワンランク上の空間を目指しましょう。そうした「照明計画」にこだわれば、昼はカフェのようなリラックス空間、夜はバーのようなラグジュアリー空間と、昼と夜で雰囲気をガラッと変えられます。
おしゃれなウッドデッキの施工イメージ

おしゃれなウッドデッキにするアイデアを取り入れるだけではなく、施工面でも魅力的な要素を反映させていきましょう。ここでは、おしゃれなウッドデッキに仕上がる施工アイデアを紹介します。
L字の段床を設ける
コンパクトな階段よりも、ウッドデッキの周りにL字の段床を設けると、より立体感が生まれておしゃれになります。スタンダードなウッドデッキとは一風変わるデザインなので、段床に座ってメインのウッドデッキにもたれて過ごすことも心地よく感じられるでしょう。
ラチス格子のデッキフェンスを取り付ける
洗練されたデザインが魅力のラチス格子のデッキフェンスを設けると、華やかなウッドデッキを演出できます。一気に洋風な雰囲気になるので、カフェテラスのようなウッドデッキにしたい方におすすめのアイデアです。おしゃれでありながらしっかり転倒防止にも役立つのも魅力ポイントです。
中庭にウッドデッキを設置する
中庭にウッドデッキを設けて完全プライベートな空間を味わうのも、おすすめのアイデアです。周りの目を気にすることなくコーディネートできるため、スポットライトやフットライトを取り付ければ、夜間でもウッドデッキで過ごせます。まさに第二のリビングとして活用できるようになるでしょう。
おしゃれに見えるウッドデッキ3選
ここでは、おしゃれに見えるウッドデッキモデルを3つ紹介します。まずはメインであるウッドデッキをおしゃれにしましょう。
LIXIL|セルフィールデッキII 1.0間×6尺

LIXILのセルフィーデッキIIは、耐候性に優れた劣化に強いウッドデッキです。人工木でありながら天然木材の風合いを楽しめます。メンテナンスがしやすく、部品が破損しても簡単に交換できます。塗り替えも不要なので、お手入れは掃き掃除や拭き掃除のみでも問題ありません。オプションで、おしゃれなラチスフェンスやモダンフェンスの商品も選択可能です。天然木材の風合いを楽しみたい、お手入れをラクしたいという方にコチラのウッドデッキはおすすめです。
YKKAP|リウッドデッキ200 Uタイプ 1.5間×3尺

再生木を使用したウッドデッキを展開している、YKKAPのウッドデッキ「リウッドデッキ200 Uタイプ」。天然木材のようなぬくもりや感触がありながら、お手入れが簡単なのが特徴です。健康に配慮したノンホルムアルデヒド商品なので、子どもやペットがいる家庭でも安心して使用できます。天然木に比べて強度の低下や変色は少ないのもポイントです。長期間美しい見た目を維持するため、いつまでもおしゃれなウッドデッキで過ごせます。
三協アルミ|ラステラ 標準納まり 1.5間×4尺

大人かわいいモダンでシックなカラーバリエーションを展開している、三協アルミのウッドデッキ「ラステラ」。耐久性・耐候性に優れた人工木材で、木目がマーブル模様になっているのが魅力です。天然木に比べると腐食に強く、シロアリなどの被害に遭うこともほとんどありません。2018年度には子どもたちの安全・安心に貢献するウッドデッキとして、キッズデザイン賞を受賞しています。肌触りが優しく、直で座っても心地よく過ごせます。
ウッドデッキのデザインで後悔しないためには?
ウッドデッキの見た目にこだわりすぎるあまり、利便性や安全性が欠けてしまうことも少なくありません。実際に使ってから後悔したと思わないためにも、ここで紹介する3つのポイントを押さえましょう。
必要な広さに設定する
広いウッドデッキにするとおしゃれにはなりますが、お手入れに手間がかかったり費用が高くなったりと問題が出てきます。しっかり用途を決めておかないと、せっかく広いウッドデッキを作っても有効活用しにくい可能性があります。コンパクトに作れば、洗濯物を干しにくかったり子ども用のプールを置けなかったり洗濯物を干すために作るのか、リラックススペースとして作るのかなど、過ごし方をピックアップしてから広さを設定しましょう。
目隠しフェンスや屋根も検討する
常に雨風や日差しに晒されるウッドデッキは、屋根を設けることで劣化対策になります。遮熱効果のある屋根なら、暑い日でもウッドデッキで過ごせるので便利です。また、目隠しフェンスを設けると目線対策になります。オープンな外構であれば、ウッドデッキで過ごす様子が丸見えになりかねません。目隠しとなるフェンスを設けて、快適なプライベート空間を確保しましょう。
安全性に注意
不注意でウッドデッキの上から落下しないように、柵や手すりを設置しておくこともおすすめです。ウッドデッキと地面の間にある段差は、子どもやペットにとっては危険な高さの場合があります。飛び降りた際にケガをする恐れもあるため、フェンスや階段を設けておくとリスクを抑えられます。
まとめ
ウッドデッキは第二のリビングになったり子どもの遊び場になったりと、さまざまな用途に使えるスペースです。外観がおしゃれになるだけではなく、庭に出る楽しみにもなるため、リフォームでウッドデッキを設置してみませんか。
ウッドデッキの設置を考えている方は、ぜひ一度カインズリフォームにご相談ください。素材選びから広さ、色、インテリアなどのご希望を伺い、トータルでプランニングいたします。当社のウッドデッキの施工実績は以下のページからご覧いただけますので、ぜひチェックしてみてください。
ウッドデッキのリフォーム事例紹介 | リフォーム施工事例
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