おしゃれなキッチンにリフォームすれば、毎日の料理がもっと楽しくなります。しかし、キッチンは作業スペースでもあるので、利便性も追求したいところ。おしゃれさと利便性を両立するとなると、考えるべき点が多くあり、悩んでしまう方も少なくないでしょう。
本記事では、キッチンをおしゃれに、使い勝手よくリフォームするためのポイントや注意点などを解説します。今すぐ真似できるちょっとした工夫も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
※当ページのコンテンツや情報において、カインズリフォームでは、取り扱いが異なる場合や、取り扱いのない場合がございます。
キッチンをおしゃれにリフォームするポイント
ここでは、キッチンをおしゃれにリフォームするためのポイントを解説します。おしゃれで便利なキッチンを作るためには、次の5つのポイントに気を付けることが大切です。
- おしゃれでお手入れしやすい素材を選ぶ
- 床や壁などの内装リフォームにもこだわる
- リビング・ダイニングとのコーディネートも考える
- 隠す収納と見せる収納を使い分ける
- 照明を効果的に使う
それぞれのポイントについて、以下で詳しく解説します。
おしゃれでお手入れしやすい素材を選ぶ
収納扉やシンクなどのキッチン本体に使われる素材は、キッチンの印象を大きく左右します。
おしゃれさだけでなく、お手入れのしやすさを重視して選ぶことが大切です。例えば、ステンレスや大理石などは掃除がしやすいので、シンクやワークトップの素材として人気があります。
床や壁などの内装リフォームにもこだわる
キッチンをおしゃれにリフォームしたいなら、キッチン本体だけでなく内装のコーディネートにもこだわりましょう。床や壁などの内装は面積が大きいので、キッチン全体の印象に影響を与えます。
クロスは無地の白でまとめると、清潔感と統一感が生まれます。お手入れのしやすさを重視するなら、汚れに強いクロスを選ぶのもよいでしょう。
リビング・ダイニングとのコーディネートも考える
LDK全体を眺めたときにちぐはぐな印象にならないよう、リビングやダイニングとのコーディネートを考えることも大切です。特に、床や壁紙はリビングやダイニングとの統一感を意識しましょう。キッチンに個性をプラスしたいなら、アクセントクロスを取り入れるのもおすすめです。
隠す収納と見せる収納を使い分ける
キッチンは、数多くの食品や調理ツールなどを扱うスペースです。調理中はそれらがすぐに使える場所にあると便利ですが、常に出しっぱなしにしていると生活感が出やすくなってしまいます。
一方、デザイン性のある調理ツールや家電、お気に入りの食器などは、出しっぱなしにしていてもキッチンをおしゃれに見せてくれます。
そこで重要なのが、「隠す収納」と「見せる収納」を使い分けることです。
隠す収納とは、その名の通り扉やカーテンなどで覆って、中のものを隠す収納のことです。生活感のあるパッケージの食品やお掃除グッズなどは、そういった収納スペースに隠して保管するとよいでしょう。
反対に、見せる収納とは、ウォールラックやガラス張りのキャビネットの中など、視界に入る場所に保管するオープンな収納のことです。生活感のあるものを隠すのに十分なスペースを確保したうえで、おしゃれなキッチンアイテムは見せる収納ができるよう、ディスプレイ用のスペースを作ることもおすすめします。
また、実際に食品を扱う作業スペースや、ゴミ箱などはどうしても生活感が出やすいものです。リビング・ダイニングから見えないよう、目隠し対策を考えてみるのもよいでしょう。例えば、「調理スペースの上方に低い壁(腰壁)を作り手元を隠す」「キッチン収納とゴミ箱を一体化させる」といった方法が考えられます。
照明を効果的に使う
おしゃれな空間を演出するためには、照明選びも重要です。例えば、コードやチェーンなどで照明を吊り下げるペンダントライトを採用すれば、おしゃれなカフェのような印象に仕上がります。
一方、キッチンをスッキリ見せたい場合は、天井に埋め込むタイプのダウンライトがおすすめです。
おしゃれなキッチンインテリアのアイデア

「キッチンをおしゃれにしたいけど、何をどうすればいいかわからない」「インテリアグッズを飾ったけどいまいちしっくりこない」とお悩みの方に向けて、おしゃれなキッチンインテリアのアイデアを紹介します。
手軽に実践できるアイデアばかりなので、ぜひ参考にしてください。
植物やインテリア雑貨を飾る
植物や小物を飾ると、キッチンのおしゃれ度がアップします。切り花はもちろんのこと、小さめの観葉植物を置くのもおすすめです。キッチンにグリーンがあると、調理中にふと目に入ったときに癒されます。
また、バジルやミントなどのハーブを飾れば、調理にも使用でき実用的です。キッチンに土は置きたくないという場合は、水耕栽培やフェイクグリーンなどを選んでもよいでしょう。
キッチングッズに統一感を持たせる
キッチングッズに統一感を持たせると、全体の印象がまとまりおしゃれな雰囲気を演出できます。具体的には「トングやお玉などのキッチンツールを同じ色にする」「保存容器は同じメーカーのもので揃える」といった方法が考えられます。
ガラスやホーロー、木など、使用されている素材に統一感を持たせるのもおすすめです。例えば塩やスパイスなどの調味料入れを同じ素材で揃えて飾れば、実用的なだけでなく、おしゃれなディスプレイとしても機能します。
アクセントカラーをプラスする
インテリアはベースとなるカラーに加えて、ちょっとしたアクセントカラーがあるとおしゃれに見えます。
例えばキッチンなら、貼って剥がせるタイプのタイルシートなどを活用すると、手軽に雰囲気を変えられます。もっと手軽にアクセントカラーをプラスするなら、鍋つかみや布巾などのキッチンアイテムで差し色を取り入れるのもおすすめです。
壁面収納を取り入れる
壁にちょっとした棚を取り付けて、キッチンアイテムを収納するアイデアです。
キッチンの収納力を高めつつ、おしゃれな印象に仕上がります。使用頻度の高いキッチンツールや調味料などを収納すれば、利便性も上がります。壁にピンを刺すだけで簡単に取り付けられる商品もあるため、DIY初心者にもチャレンジしやすいでしょう。
おしゃれなキッチン家電を購入する
おしゃれなキッチンを目指すなら、レンジやオーブントースターなどのキッチン家電のデザインにもこだわりたいところ。大きくて存在感があるため、あまりに無骨すぎるデザインのものを選ぶと、まわりのインテリアと馴染まない可能性があります。
最近は日本でも、おしゃれなキッチン家電を取り扱うメーカーも増えてきています。買い換えどきの家電がある場合は、機能だけでなくデザイン性もチェックしてみましょう。
また、際立っておしゃれなデザインではなくても、家電を同じ色で揃えると統一感が生まれます。炊飯器は白、トースターは黒、というように家電の色がちぐはぐになっている場合は、キッチンのテイストに合わせて統一するのもおすすめです。
おしゃれなキッチンリフォームの事例
ここからは、カインズリフォームが手がけたキッチンリフォームの事例を紹介します。
キッチン本体の収納と吊り戸棚を木目調のものへとリフォームすることで、おしゃれな印象に仕上げました。白×ウッドで、全体に統一感を持たせています。
※現在の価格とは異なる場合があります。
鮮やかなブルーが明るい印象のキッチンです。吊り戸棚も設置し、キッチン本体の収納力もアップしています。
※現在の価格とは異なる場合があります。

モダンな印象のシステムキッチンです。吊り戸棚はバネの力でラクに昇降するダウンウォールで、上部までしっかり収納できます。
扉カラーは21色の豊富なラインナップを取り揃え、リビングやダイニングのインテリアに合わせてお選びいただけます。取っ手のデザインも6種類ご用意しており、細部までデザインにこだわれるプランです。
キッチンをおしゃれにリフォームする際の注意点
キッチンをリフォームする際には、次の3つのポイントに注意することが大切です。
- 長く愛せるデザインにする
- 機能性も重視する
- 予算を決めておく
それぞれのポイントについて、以下で詳しく解説します。
長く愛せるデザインにする
キッチンは長く使い続けるものなので、飽きのこないデザインにすることも大切です。10年、20年後も使うことを考えて、長く愛せるデザインに設計しましょう。
機能性も重視する
キッチンは作業スペースなので、おしゃれさだけでなく機能性も重視する必要があります。作業しやすいレイアウトにする、動線をなるべく短くする、よく使うものはすぐ手が届く場所に収納するなど、調理を担当する人が使いやすいキッチン作りを目指しましょう。
予算を決めておく
リフォーム業者に相談する際は、予算を決めておくのがおすすめです。予算が明確になっていれば、業者に提案されたリフォームプランが自分たちに合っているか判断しやすくなります。
キッチンリフォームにかかる費用は50~150万円程度が相場ですが、工事内容によってはそれ以上かかる場合もあります。費用を抑えたい場合は、キッチン本体のグレードを下げる、キッチン本体の場所を移動させないなどの方法が有効です。
まとめ
キッチンをおしゃれにリフォームするためには、キッチン本体だけでなく内装やリビング・ダイニングとのコーディネートを考えることも重要です。キッチンには生活感のあるアイテムも多いので、「隠す収納」と「見せる収納」を上手に使い分けるとよいでしょう。
キッチンリフォームをご検討中なら、ぜひカインズリフォームまでご相談ください。豊富な施工実績を活かし、お客様の理想のキッチン作りをお手伝いします。
※当ページのコンテンツや情報において、カインズリフォームでは、取り扱いが異なる場合や、お取り扱いのない場合がございます。